『秀吉と利休』

野上弥生子作。
超ひさびさの野上弥生子。倉庫から出してあったのですが、ずっと読まずにおいていた。また稽古もすることだし、と読み始めたところ、これがなかなか読み終わらない。文庫1冊なのに。文が特別難しいというわけではないのだが、何故かすらすらとは進まなかった。面白いか面白くないかどっちだと言われれば、うーーーん・・面白くなかった>< 秀吉と利休の話は今でも小説のねたになっているし、よく知られているエピソードもあるしで、物語の予測がある程度つくからでしょうか。

秀吉にとって利休はかけがえのない存在だった(利休にとって秀吉もそうだったように)が、同時に、憎く腹の立つものであった。腹が立つものと完全に絶縁するためには殺してしまうしかない、という恐ろしいお話です。しっかし、さらし首にして、ごたごたのもととなった木像まで磔刑に処すって、すさまじいです。。
by itsumohappy  at 20:52 |   |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑
Comments

愛は奪う

「・・・最後まで彼は疑わなかったのだ。秀吉は彼を殺すことによって、彼からなに一つ奪い取ることはできないことを。」利休は、「うい奴」ではなかったようですねぇv-356
by hiro 2011/01/14 23:21  URL [ 編集 ]

愛憎の相

愛憎相半ばする、というやつですね。愛しすぎるというのは罪です。これは夏目漱石『こころ』のテーマにつながります。
by 作 2011/01/14 00:54  URL [ 編集 ]
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する

最近のコメント
リンク
このブログをリンクに追加する
カテゴリー
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
FC2ブログランキング

FC2ブログランキング

RSSフィード
最近のトラックバック