『癩王のテラス』

昭和45年、45歳で死去した三島由紀夫が44年に発表した戯曲。図書館にあったので、前々から読んでみたかったこともありさっそく借りました。
昭和40年、三島がカンボジアへの旅で見た癩王の彫像より着想をえたお話です。その頃のカンボジアは内戦前ですね。

癩王が、バイヨン寺院を造ったジャヤヴァルマン7世なのか実際のところは知りませんが、いちおうそういう設定です。アンコールワットに見劣りしない大伽藍の建設に執心した若く美しい王の悲劇(でも、単なる悲劇で終わっていない)。

日本語が美しい。あと、「肉体」にこだわった三島ならではのラストが印象的。うう、あまりごちゃごちゃ感想を書くとねたばれになってしまいますので、作品に登場するモチーフの写真を貼ります~。
アンコールの遺跡は、独特な壮麗さがあります。作家ならさぞかし想像力をかきたてられたことでしょう。

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by itsumohappy  at 23:31 |   |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑
Comments

No title

作太郎さん
規模も伽藍もすごいですが、壁面彫刻の豊かさにも圧倒されます。団体旅行だとゆっくり見られないのが残念でした。かつてここにはこんなに優れた文明があったのに。。v-356
by hiro 2010/08/28 22:45  URL [ 編集 ]

衝撃的な出会い

アンコールの寺院群は、ぼくにとっても衝撃的な出会いでした。いままでに、あの時見たバイヨン寺院ほど、別れがたく思った建造物はありません。
by 作 2010/08/28 09:04  URL [ 編集 ]
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