『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』

万城目学作。あまりこみいった小説を読む気にならないので、これならすぐ終わるだろうと思って読みました。すぐ終わった、はい。新書サイズの新刊文芸書というめずらしい作りです。でも好感もてる。何も大きな活字にして薄いのに値のはるハードカバーで売り出すばかりがのうではない。

マドレーヌ夫人というのは猫で、かのこちゃんは飼い主。「夫人」であるのは猫ではない夫がいるから。かのこちゃんの名前は鹿につけてもらったもの・・というと鹿男のストーリーを読んだ人にはわかりますね。まあ子供が主人公の青少年向けぷちファンタジー?小説でしょうか。憑依する部分があまり必然性がないかな。一見平凡な話でも読者をひきこんでいきます。もう少し毒気を増して奇抜にもできたでしょうが、誰にでもあったような子供時代の日常のさりげなさを丁寧に描いた感じです。
by itsumohappy  at 23:44 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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