『火を熾す』

ジャック・ロンドン著。「柴田元幸翻訳叢書」の1冊目です。タイトル他8つの短編から成ります。小説の背景といいますか舞台設定が多彩です。今で言うSFみたいな話(『影と閃光』)も入っていました。

解説によれば‥ロンドンは1876年生まれ。児童労働者、牡蠣密猟者、密猟取締り監視員、遠洋航海船の船員でした。のち、全米を放浪し、クロンダイク(カナダ極北)で金鉱を探し、カリフォルニアで牧場を経営し‥という人生。独学し、ジャーナリストとしても活躍。一日千語をモットーに記事を書きました。日露戦争も取材しています。こういう人ですから、扱うテーマが広範なのは当然ですね。40年の生涯で、200以上の短編作品があるそうです。

観念で書かれていない(経験や見聞に基づいている)ストーリーは、力強さ、骨太さがあります。すっきりした翻訳でもあるのか古さを感じません。
本のタイトルになっている短編は、大昔読んだことがあるのに気がつきました。犬が出てくるからかな。
by itsumohappy  at 23:50 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
Comments
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する

最近のコメント
リンク
このブログをリンクに追加する
カテゴリー
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
FC2ブログランキング

FC2ブログランキング

RSSフィード
最近のトラックバック