『女三人のシベリア鉄道』

森まゆみ著。(09年集英社)

シベリア鉄道でパリまで行った経験を持つ三人の女性作家(与謝野晶子、中條百合子、林芙美子)の日記や著作をもとに、彼らの足跡をたどる紀行文です。
ウラジオストク或いは大連より(東清鉄道経由になる)モスクワを経て、ベラルーシ、ポーランド、ドイツを通過しパリに向かうという長い旅です。

晶子はウラジオストクから、百合子・芙美子は釜山から平壌、長春、ハルビンを経由してシベリア鉄道に乗りました。今、朝鮮半島を通過することができないので、著者は長春に出る際は、大連ルートを使っています。

女性作家たちが、それぞれに異なる社会観・価値観で書き残した、当時の欧州やロシア(ソ連)の都市や人々の様子を紹介しつつ、著者自身の印象記もまじえるという、時間軸が前後するやや複雑な構成です。でも違和感なく読めます。

シベリア鉄道、乗ってみたい。モスクワまではちょっと大変そうなので、イルクーツクあたりまででも。シベリアの森、バイカル湖を見たいなぁ。
by itsumohappy  at 23:28 |   |  comment (10)  |  trackback (0)  |  page top ↑
Comments

No title

ミーシャさん
あ、モスクワの先、途中なかったですか・・><
中條百合子と違って与謝野晶子はロシアには
それほど関心なかったかもしれませんね。
私は著者の、電車の中での感想や旅人たちとの
出会いなどの話が印象に残ったかなぁ。
by hiro 2009/11/01 22:02  URL [ 編集 ]

昨日見てきました。

こんにちは。
昨日さっそく王国圏立図書館へ行ってきました。
検索システムで検索すると本はあるようでした。
しばし書棚を探した後、見つからないのでもっかい検索してみると(最初とちょっと違うバージョンの画面なのですが、こっちのが表記が親切で)貸出中ということがわかりました(涙)。
とりあえず大手の本屋さんならあるだろうということで、三省堂さんへ行ったら在庫はなくて、じゅんく堂さんにありました。
前置きが長いと思いつつも
第4章 「道標」のモスクワ
第5章 東清鉄道を追って
第6章 夜汽車でワルシャワ、ベルリンへ
をざっと速読してみましたが、
4章の末尾でモスクワのベラルーシ駅を出て
5章の冒頭でベラルーシのミンスク駅につきましたという感じで、途中はとくになにも描いていないようでした。(残念)
与謝野晶子女史の時代ですと正教会の聖ニコライとかにちょっとは重なる気がしますが、
(与謝野晶子がパリに行った年に聖ニコライが日本で永眠)
当時の与謝野晶子女史自体がロシアの宗教に興味がなかったかもしれませんので
その後を追うこの著作でもとくになにもないのかもしれませんね。
by ミーシャ 2009/11/01 12:42  URL [ 編集 ]

いえいえ。

ミーシャさん
体の一箇所がちょっと痛いくらいでも気分さえないから、
松葉杖なんていったらもう段差ひとつでもやっかいですもんねぇ。

県立にもあったでしょう~
まじめな紀行文で、大手の出版社から出てますしね。
by hiro 2009/10/31 18:39  URL [ 編集 ]

ありがとうございます。

ひろさん、こんにちは。
はやくよくなるとよいですよね。ミーシャも以前バレーボールをやっていたとき、ブロックの着地に失敗してかかとのじん帯を痛めて松葉杖状態となりましたが、いろいろ体が自由なことのありがたみを味わったことがあります。
図書館情報ありがとうございます。ミーシャはとくに下調べもせずたぶんあるだろーくらいの感覚で今日県立図書館へ行こうとしていたところでした。
ありがとうございますっ
by ミーシャ 2009/10/31 10:29  URL [ 編集 ]

ありがとうございます

ミーシャさん
だいぶよくなりました。4,5日後には元通りになると思っています!
4月に刊行された本みたいなので、もうお店に並んでいないかもしれませんねぇ><
今本は手元になくって、、ベラルーシの部分は記憶にあるのですが、スモレンスクはどうだったかな・・(汗)  検索で見ると、王国の市の図書館では、15館で所蔵しているので、どこかで見ることはできそうですよ~
by hiro 2009/10/27 22:08  URL [ 編集 ]

こんばんは

こんばんは。
ひろさん、腰を痛められたんですね。くれぐれもお大事にしてくださいね。
本屋さんでこちらの本がないかちらっと探したのですがちょっと見つかっていません。ちらっとモスクワからベラルーシへ抜けるあたりを(立ち)読んでみたいな(汗)。
by ミーシャ 2009/10/27 21:49  URL [ 編集 ]

こんにちは~

ミーシャさん
シベリア鉄道、乗ったんですね!
パリ行きだとスモレンスクも通り道なんですねv-290
欧州の鉄道の旅ってなかなか壮大でロマンチックな感じです。
ただ著者は、コンパートメントで男性と一緒になったりする
ことがたまにあったみたいで、それはやっぱり落ち着かない・・と
ありました。
by hiro 2009/10/26 22:25  URL [ 編集 ]

こんにちは

こんにちは。
ミーシャはこの秋、オケアン号でウラジオストクからハバロフスクまではシベリア鉄道のってみました。
こんな本もあるんですね。さすがです。
モスクワからベラルーシへむかったということはスモレンスクも通り抜けたということになりますので、ちょっと興味がわきました。
by ミーシャ 2009/10/25 12:53  URL [ 編集 ]

No title

えいはちさん

ちょっと書き足しました。
ウラジオストクは52年からソ連崩壊まで閉鎖都市でした。
なので、冷戦期、鉄道乗るにはナホトカからでしたよね。

きれいなバイカル湖見えなくて残念でしたね。
黒パン&ベーコンはおいしいです!
by hiro 2009/10/22 10:02  URL [ 編集 ]

No title

ウラジオストクが外国人出入禁止だったのは冷戦の頃だけだったんでしょうかね。
モスクワ→イルクーツクで、その後モンゴルに向かった僕は、極東のほうは乗ってません。イルクーツクを出た後バイカル湖は見えましたが、真冬で締め切った窓ガラスが汚くて絶景とはいきませんでした。
黒パン、生ベーコン、ウオッカ、不味いビール、全然判らないロシア語に囲まれた数日でした。
by えいはち 2009/10/22 08:11  URL [ 編集 ]
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