『エル・スール』

ビクトル・エリセ監督(1983年)。
公開時、観に行けなかったので、そのうちと思いつつ、なかなか機会がありませんでした。
たまたまお店で見かけて、そういえば!と思い出し借りてみた。

elsur.jpg

登場するお父さんは、『グッドモーニング・バビロン!』でも兄弟のお父さんをやっていた俳優ですね。
この父には、スペイン内戦時の心の傷があるだけではなく、長年家族に隠れて苦しんできた秘密がありました。この作品は、10代の娘との関わりあいを描く、悲しい物語です。

画面は寒々と陰鬱で、スペインのイメージではありません。北部地方ってあんな感じなんだ。
「南」(エル・スール)のキーワードが謎めいています。実際のところ目指す南がどのような土地かわかりませんが、「再生」や「希望」がそこにあるかもしれないし、ないかもしれない。
いかにも昔のヨーロッパ映画らしい、深みのある作品です。
by itsumohappy  at 23:18 |  映画 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
Comments
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する

最近のコメント
リンク
このブログをリンクに追加する
カテゴリー
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
FC2ブログランキング

FC2ブログランキング

RSSフィード
最近のトラックバック