『地底旅行』

ジュール・ヴェルヌ作(1864年)
図書館で新訳を見かけて何となく借りてみました。ヴェルヌって読んだことがないので‥。

ドイツ人鉱物学者とその甥、地元の案内人の3人が、アイスランドのスネッフェルス火山から入って地底を2カ月探検するSFです。
昔、ヴェルヌの作品は子ども向けの本でよく見かけた気がしますが、今でも子ども向け『地底旅行』が受けるかというと、うーんちょっと難しいかも…。かと言って、大人が原作を読んでもどうかなぁ(--;;

解説によれば、ヴェルヌの時代には、「恐竜」、「進化」という言葉がなかったそうです。「進化」は、『種の起源』の第6版(1876年)で登場するとあります。
21世紀の今日では、この小説が牧歌的に見えるのはしかたない。冒険ものとしてもファンタジーでもちょっと苦しい感じ。どこか未知の星ならともかく、地球が舞台となっているぶん、何だか非科学的に見えてしまうのですねぇ><
by itsumohappy  at 19:01 |   |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑
Comments

No title

作太郎さん
映画化されているんですね!
困難をものともせず、一途に探検に突き進む老教授は、フランス人から見たドイツ人のカリカチュア、と解説にありました。

記憶の不確かさは日常実感しています!
メモしてもなくすので、授業で使うようなノートに書いています。
by hiro 2016/04/01 00:20  URL [ 編集 ]

記録

映画の『地底大探検』では、科学者一行を迎える歓迎歌の席で、次のようなことを言っている。「みなさんがわたくしたちの生還を祝ってくださるのならそれは大変うれしい。しかしもしわたしたちの学術探検隊の成功を祝っての歓迎会であるならば,残念ながら,われわれにはそれを受ける資格はない。なぜならば,わたしたちは,科学的探検にとって絶対に不可欠な「記録」を,途中ですべて失ってしまったからである。」

梅棹忠夫『知的生産の技術』は、これを素材にして、記録の大切さ、記憶の不確かさについて話しています。私にはこれがとても印象深かった。
by 作 2016/03/31 11:39  URL [ 編集 ]
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