『もう道に迷わない』

野村仁著(2015年)。山と渓谷社の新書です。内容は、道迷い遭難の事例解説と防止策です。

2013年、全国での遭難発生件数は2172件で、道迷いによるものはおよそ42%とあります。ただ、地域によって違いがあり、長野県内では道迷いのケースは約13%。1位は転落・滑落です(33%)。

道迷いは、都市近郊の低山エリアで多発しています。北アと違って作業道、生活道が入り組んでいて迷う。首都圏で道迷い遭難が多いのは丹沢山塊で、最近はバリエーションルートでの遭難が目立つそうです。

道迷い遭難の増加の背景として、著者は、社会が根本的に道迷い遭難を軽視し、本気で向き合ってこなかったことと、遭難者がマスコミ・一般からバッシングされるため、遭難情報が公開されず検証が不十分になることを主に挙げています。

道に迷わないためには、ルートの研究、非常時の装備。もし迷ってしまったらまず引き返す。尾根・稜線を目指す。いずれもよく聞く常識的な心構えなのですが‥。
実際に歩いていると、分岐や標識を見落とすことがあります。地図を見ていても間違えたこともあるし。引き返すタイミングを間違えたこともある(^^; 変だな?と思ってもなぜかけっこう進んでしまって。

ひとつ感じるのは、気持ちに余裕がないとよろしくない。コースタイムから遅れていたり、バスの時間を気にしていたり。おしゃべりなどしていて間違えることもあります。分岐などルートの勘どころを常に頭に入れておかないとだめですね。
by itsumohappy  at 18:04 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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