『ラオスにいったい何があるというんですか?』

村上春樹著。

1995~2015年の間に村上氏が訪れた場所の紀行文集で、いくつかの雑誌に掲載されたものです。
表題は、ハノイからラオスに向かおうとしたとき、べトナム人から言われた言葉。ラオスに失礼ながら、私も言ってしまいそうです。

ラオスのほか、ボストン、アイスランド、ミコノス島、フィンランド、トスカナなど、いずれの場所も旅情をかきたてられます。風景ばかりではなく、人々の暮らしがユーモラスにつづられていて、あたたかい気持ちになります。村上氏はやはりエッセーが面白いです。

ラオスに何があるかわからないからそれを探すために出かける。それが旅行というもの。その場所の特別な風景を見て何かの役に立つかどうかわからないが、ただの思い出にしかならなくても、それが旅というものであり、人生というもの。

あとがきには、「旅っていいものです。疲れることもがっかりすることもあるけれど、そこには必ず何かがあります。さあ、あなたも腰を上げてどこかへ出かけて下さい。」
素直な気持ちで旅に身を委ねることが、今年のMyテーマになりそうです。
by itsumohappy  at 16:54 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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