『日本の森列伝』

米倉久邦著(2015年)。
立山、上高地、天城、大台ケ原、比叡山等、日本各地の特色ある森のレポートです。
主に、人と森(自然)との関わりを考察するものです。開発で荒れる場合もあれば、人が手を入れないと木が減っていく場合もあります。

立山・美女平の森は、生態系を壊さない形で緩やかに森を利用した例だそうです。人が全く手をつけないと杉が減ってしまいます。
破壊と再生を繰り返して長い年月をかけて更新(倒木更新)する森もあります。河川改修工事が山地河畔林を無くすと言われるのが上高地の森で、この土地独特のケショウヤナギは、氾濫と洪水という自然の営みのなかで子孫を継承してきました。

観光や施設、或いは登山客を守る土木工事など、人がどこまで自然に関与し管理するかという問題に正解はないようです。大正池も東電の作業がなければ、とっくの昔になくなっている由。大正池のない上高地なんて考えられないです。
by itsumohappy  at 22:32 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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