『ベラミ』

モーパッサン作(1883年)。
面白い小説です。主人公は全然好きになれませんが、読んでいて楽しめます。内容は、ジャーナリズム界を舞台とした悪党ベラミの出世譚。当時の社会の雰囲気などよく伝わってきます。

解説によると、モーパッサンは、普仏戦争に出征し、また、パリ・コミューンの動乱も見聞した人で、専制君主も民主主義も信じない。いやだいやだと愚痴をこぼしながら省庁に勤め、合間に小説を書いていたそうです。精神を病み、43歳で死去しました。

この小説にはモデルが何人かおり、同業者はこぞって腹を立てたとか。のし上がっていくベラミのリアルな描写が読みどころですが、文豪ユゴーの国葬が行われたときと重なったためか、当時はそれほど売れなかったそうです。
by itsumohappy  at 21:47 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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