『忘れられた巨人』

カズオ・イシグロ作(2015年)。原題“The Buried Giant”。
実際読むかどうかは別として、新作が気になる現代作家は、私の場合、村上春樹、ポール・オースター、カズオ・イシグロです。そのイシグロの最新作。けっこうな大作です。

6、7世紀の設定で、出てくるのは、サクソン人、ブリトン人、アーサー王の元しもべ、鬼、妖精、竜…。うむー。端的に言えば、つまらない(小説を読む楽しみを味わえない)本でした。私は単純明快な話が好きなので、これは現代のこういう事象を暗示しているのか???とか、謎解き・深読みをするのが苦手なのです。というか、面倒くさい。

ただ、イシグロはインタビューで、「対立やトラウマが残る段階で、過去は忘れたままにした方がいいのか、目を向けた方がいいのか-という問題に苦しみながら向き合うことを書きたかったのです」と述べており、なるほどそうだったのか、と納得。
もしかしたら、欧米人にはよくわかる時代背景なのかもしれませんが、私にとっては、何だかなぁ?というシーンの繰り返しで、けっこうつらい読書でした。
by itsumohappy  at 23:16 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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