『面白くて眠れなくなる地学』

左巻健男著(2012年)。地学の様々なトピックスを各4~5頁で解説しています。手軽で気楽に読めます。眠れなくなるほどではありませんが…。

46億年前、塵やガスが回転して集まり太陽が誕生しました。やがて微惑星がたくさん生まれ、衝突と合体を繰り返して惑星ができました。地球もその一つです。

昔、教科書に載っていた大陸移動説の説明が印象に残りました。当時は、どうしてそんな大昔のことがわかるのか不思議でしたー。ドイツの学者ウェゲナーが唱えたこの説は、陸が動く原理が不明なため、当初は受け入れられませんでした。
見直されるきっかけのひとつとなったのは、石が持つ磁気です。

溶岩(鉄を含む鉱物)は冷えるとその時の地球の磁界の向きに磁化されるそうです。磁化された石は、時間が経っても変化しません。このような磁気を帯びた化石・地層の石を調査するなかで、磁極の軌跡の地図が作成され、それらの地図を重ねた結果、北米大陸とヨーロッパ大陸は陸続きであることが判明しました。

日本列島がほぼ今の形になったのは、第4紀(260万年前)以降。地殻変動で山地や平野が作られました。変動と言っても1年間での上昇量は関東山地で0.5㎜、赤石山脈で4㎜です。1年に1㎜は、260万年で2600m。日本の山のでき方は、火山型(富士山)としわ寄せ型(北岳)になります。
地球タイムはあまりに長く、想像しにくい。最近、地殻変動が活発な印象がありますが、特別変わったことではないと研究者が言っているのは、100年200年の時間など一瞬だからでしょう。

日本は4つのプレートに囲まれている世界でも特異なところ。糸魚川―静岡構造線の東は北米プレート、西はユーラシアプレートです。糸魚川のジオパークでは、この2つのプレートの端と端にまたがることができる場所があるそうです。そのうち行ってみたいです。でもおもいっきり活断層ですよね‥。
by itsumohappy  at 23:22 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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