『ドキュメント 御嶽山大噴火』

山と渓谷社の新書です(2014年)。噴火や救助活動の概要、被災者・救助隊らの証言、研究者のコメントなどで構成されています。

噴火は、紅葉どきで好天の休日昼というあんまりなタイミングで起きました。16都府県から来た57人が亡くなり、6人が行方不明です。
登山者ら噴火を体験した人々の話が貴重です。降灰、飛び交う火山礫、硫化水素ガスといういきなりの極限状況で、とっさにどう判断して動くのがベストか。結局のところ、助かったのは運、と多くの生存者が語っています。やはり、基本は一刻も早く下へ逃げることでしょう。火山には登らないことが一番ですが、人気のお山は火山が多いです。

噴火のニュースまで、常時監視火山は47あることを知りませんでした。那須や焼岳などもくもくしている山でさえ、登っている途中で噴火するかも?なんて意識しませんでしたし。昨年、日光白根山へ行った時も、天気予報はさんざん見ていましたが、火山警報のチェックなど思いもよらなかった。もし、あんなごつごつした山頂で、御嶽みたいに急にどっかーん!ときたら一体どうしたんだろう。

ですので、山に行く前にその山の歴史をひもとくことをお勧めする、と本書で火山研究者が語っています。それと万一噴火したら、撮影やメールなどせず、素早く逃げること。私もやたらシャッター押すのが好きなので、あの日の御嶽にいたら、世紀の一瞬!とばかり確実に写していたと思います。噴火写真を遺して亡くなった方々もいたわけで、悲しい教訓となりました。

気象庁によると、今後、47火山で大規模噴火が起きた場合、噴火速報を提供するとのことです。今までなかったのですねぇ。
by itsumohappy  at 23:30 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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