『じゃじゃ馬馴らし』

シェークスピア作。
執筆年代は1592年前後、初演の記録は1593年だそうです。日本の年表を見ると、秀吉の朝鮮出兵の頃。文学的には、戦国時代のせいかあまり表記がないです。閑吟集が1518年、天草版『伊曾保物語』が1593年。

『じゃじゃ馬馴らし』は、そういう昔の話なので、こんにち読んで面白くなくても仕方がない~。とはいっても、4大悲劇とか、シェークスピアに限らず、もっともっと昔のギリシャ悲劇とか、どんなに古くても今の人々の心に訴える文学作品はあります。

まあ、テーマ(じゃじゃ馬を馴らす)が現代人に響かないということですね。そうなると、喜劇でも面白さを感じないわけです、研究者でもない、一般読者にとっては。また、翻訳となると、この作品に限りませんが、言葉遊びや韻などはわからないし(あ、原文見たってわからないですが)、当時の習慣や歴史もなじみがないです。その点、ちくま文庫の訳者は、詳しい注釈を各ページに入れて「面白さ」を伝えようとかなり努力しています。

シェークスピアの演劇って、映画で『ハムレット』、『ロミオとジュリエット』くらいしか観たことないです。あと、変形もので、黒澤の『蜘蛛巣城』、『乱』かな。
『じゃじゃ馬馴らし』は、最近でも2010年に蜷川氏が、昔風に全男性キャストで上演したようです。これが、忠実な舞台化だったかは知りませんが、それだと私はあまり観る気にならないなぁ。何らかのひねりを入れて、ブラックユーモア的にするなどアレンジされれば、それなりに面白い舞台になるかもしれませんね。
by itsumohappy  at 17:24 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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