『吉野葛・盲目物語』

谷崎潤一郎作。
1931年に中央公論に掲載されたものです。
『吉野葛』は、著者が、吉野の山奥に落ちのびた「南朝様」について小説にするため、その地にゆかりを持つ友人の助けを得て、現地取材をした時の出来事をつづったもの。

読んでいくうち、…ん?なんか、これ前にも読んだ気がするようなしないような(--; どっちだかよくわからない‥というのはなんか情けない>< まあいいかと思って読みました。土地の歴史伝説に友人の母の生い立ちをからませた味わい深い随筆です。谷崎は「母」がモチーフのひとつですかね。

『盲目物語』は、お市の方を中心とする話です。城中で按摩をしていた盲人がお市の悲劇的生涯をるる語るという形をとっています。『浅井三代記』、『太閤記』などが種本となっているそうです。ほとんどひらがな書きです。内容としては多くがよく知られたエピソードで、乱世を生き延びてきた盲人の訥々とした語り口を楽しむという感じでした。
by itsumohappy  at 22:32 |   |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑
Comments

No title

作太郎さん
こんばんは。これは読んだことがある、と気づいた時はがっくりきますが、読んだような気がする?というように進行?しました。いずれにしても、書名は忘れています。
by hiro 2014/06/29 23:11  URL [ 編集 ]

そういえば

そういえば私も読んだような記憶があります。書名を挙げられるまで、完全に忘れておりました。
by 作 2014/06/29 09:50  URL [ 編集 ]
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