『海神丸』

野上弥生子作(1922年)。1917年に起きた難破事件を題材にした短編。
南九州から出港した60トンの帆船(船長と乗組員3名)は、暴風雨で難破し、太平洋を東にほぼ2ヶ月間、2000キロ漂流しました。その間の出来事です。
余計な描写がないぶん、簡潔で力強い。飢えの様子(人間がお肉に見えてくる過程など)や救助のシーンなど現実感があります。付録(1968年)に、当時の関係者との会見が載っていて、合わせて読むと興味深い。
金毘羅様は果たして救ってくれるのだろうかとどきどきしながら読みました。
by itsumohappy  at 18:10 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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