『あの日を忘れない』 

3月は空襲、地震、サリンのメモリアル月です。それぞれの犠牲者は、なぜそんな目に遭わなければならなかったのかと考えます。
140306su.jpg

昼休み、日比谷図書館に行ったら特設スペースの話題本のテーマはウクライナと空襲でした。
すみだ郷土文化資料館監修というこの本には、東京大空襲の体験者96人による絵画121点が収められています。各人の見た光景を水彩、油彩、ペンなど思い思いの表現で描いた作品と作者によるその簡単な説明があります。

一見、華やかなイラストにも見えるような赤と黄色の炎で埋めつくされた隅田川、何を描いているのか説明を読まないとわからない悲惨な光景、犠牲者の様々な「形」等々、とてもいちどきに絵と説明を全て見ていくことは困難です。3つも見ると夢に出そうです‥。1、2点、ものすごく上手い絵がありますが、それは例外。ほとんどが絵画的にはまあ、下手なわけですが、それが却ってインパクトあって恐しい。
都内近郊の公立図書館には所蔵されている本だと思います。

一昨日、たまたま日本橋の商店街でもらった冊子に出ていた空襲の体験談に、焼夷弾爆撃は、ぱっと油が四散し、あちこちから火が音もなくスーッと立ち上って一気に火の海になるという、日本人が経験したことのない火付け法、とありました。そして、当時の町では防火用水の管理をやかましく言われていたそうです。その頃は下町でも3センチくらい氷が張ってしまうほど寒い。氷を割っておかなければならないが、それ位に厚くなるとちょっとやそっとでは割れない(割る道具もない)。割った氷の上にまた氷ができてもうどうしようもない、なんて述懐でした。防火用水で防火するというのが当時の一般人の普通の認識だったのでしょう、本当に悲惨です。
by itsumohappy  at 18:56 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
Comments
Comment Form
管理者にだけ表示を許可する

最近のコメント
リンク
このブログをリンクに追加する
カテゴリー
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
FC2ブログランキング

FC2ブログランキング

RSSフィード
最近のトラックバック