『星の牧場』

庄野英二作(1963年)。児童文学ですが、大人向けファンタジーともいえます。

一兵卒のイシザワ・モミイチは、インドシナ半島からマニラに行く途中で輸送船が撃沈され遭難。幸い救助され、インドネシア・スラバヤの病院で終戦を迎えて復員します。以前働いていた牧場に戻りますが、記憶を失っており、周りからは、少しおかしくなっちゃったかわいそうな人扱いされます。モミイチは、鍛冶や炭焼きなどのかたわら、軍隊で世話した馬のツキスミの気配を折に触れ感じています。ツキスミに会うべく牧場をさまよううち、お花畑も広がる山河に踏み入り、別世界を発見します。楽器に親しむジプシーたちと出会い、平穏な時間を共にしながら、彼らのなかに戦友の面影を見たりします。

美しい小説です。昔、ドラマ化されたそうです。アニメにしてもいいと思います。
by itsumohappy  at 22:23 |   |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑
Comments

No title

作太郎さん
星の牧場で愛馬と空を駆けめぐるなどファンタジックなシーンはアニメ向きです。平和であること、自由であることの尊さを静かに描くお話です。
by hiro 2014/03/02 18:27  URL [ 編集 ]

No title

おっしゃるとおり、アニメに合いそうなテーマです。
by 作 2014/03/01 22:27  URL [ 編集 ]
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