『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』

村上春樹作(1999年)。1985年版の新装版です。当初のものを読んでいないので、内容の変化などはわかりません。

同時並行に2つの物語が進行する形です。「世界の終り」は城壁に囲まれた不思議な都市。人々は心をなくし、自らの影をなくして永遠に生きる。「ハードボイルド‥」は謎をめぐる冒険譚?みたいな。

結構な長編でも長さを感じさせない本もありますが、これは冗長に思うところが多かった。ときどき、はっとする表現やシーンがありますが‥
ファンタジックな世界だけになってしまうと、何となく、設定に無理があるというか人工的なつまらなさを感じてしまって、リアルなストーリーが好きな私には感情移入することが難しかったです。
特に、「ハードボイルド‥」の世界のほうは、何やっているんだかよくわかりませんでした(--;

これは、展開される世界が好きになれるかそうでもないかという、好みの問題ですねー。村上氏の本は、何となく読み進めてしまうけれども、読み終わったあと、一体何だったのだろう?と思うことはよくあります。ですが、この本については、スムーズに読み進められなかったという点で、これまで私が読んだ氏の著作とは違っていたかな。
by itsumohappy  at 16:17 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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