『インド夜想曲』

アントニオ・タブッキ作(1991年)。
失踪した友人を捜すためインドにやって来た主人公。手がかりを求め、関係者を訪ね歩く。というお話のはずだったのですが。肩透かしを食わされたような印象。なんじゃこれ。一応まじめに読んでいる読者を惑わす本は好きじゃない(――)。作者の、この「夜想曲」は「影」の探求であるとする冒頭の言がヒントといえばヒントなんでしょうね。 

訳した須賀敦子氏の解説によれば、この作家の、最も完成度が高く、最もわかりやすい作品なんだそうな。人の存在はこの世では仮のすがた、幻影にすぎない、ということをテーマにしたようです。
by itsumohappy  at 22:41 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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