『神々の山嶺』

夢枕獏作(1997年)。
エベレスト登頂にかける孤高の登山家をめぐる冒険活劇。一気に読み終わります。漫画にもなっているそうです。せりふ一言や動作のひとつで改行を続けたりして、オーソドックスな小説という感じはしません。

主人公は、カトマンズの怪しい店でマロリーのものらしきカメラを発見。それをきっかけに、故国を捨てた伝説の登山家に出会います。その登山家は、エベレスト南西壁からの冬期無酸素単独登頂を狙っていました。

エベレスト登山のメソッドが詳しく描写されています。まあとにもかくにもえらく大変なことだとは理解できますが、あまりに世界が違いすぎるので、想像するのが難しい。私の最高地体験は中国で4,000m程度。でも南の方だったので植生が豊かでした。ヒマラヤのような雪氷の絶壁でできているようなところは、自然の一部というより生命を超越した存在、確かに神々の居る領域という感じです。

お山制覇の物語は、登場人物の、あらゆる困難をものともせずに挑む心に共感できないとどうもぴんとこない。私は葉っぱみたり鳥のさえずりを聞いたりしながらゆるゆる登るのが好きなもので(^^;
by itsumohappy  at 22:14 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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