『解錠師』

スティーヴ・ハミルトン作(2009年)。
変なタイトルです。原題“The Lock Artist”をそのまま「ロック・アーティスト」と訳すとLockかRockかわかりにくいからこんな日本語タイトルになったのかな。まあ金庫破りのことです。

ダガー賞、エドガー賞などを受賞したミステリー作品です。現在と過去を交互に描写し、やがて時間差が縮まって現在の状況となる、という構成になっています。つまり、主人公の置かれた今の状況があらかじめ明らかにされているので、先の展開がわからないミステリーらしいどきどき感みたいのはありません。

主人公が解錠師として活躍するのは十代の頃なので、翻訳ならではの中途半端な言葉遣いになっている(と言っても主人公は口をきけない設定です)のが多少気になりますが、お話としては面白いです。そのうち映画化されるでしょう。でも、不幸な少年が、自ら望んだわけでもないのに重大な犯罪の道に巻き込まれていくという設定は、あまり気分がよいものではなかったなー。
by itsumohappy  at 23:05 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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