『グランドジョラス北壁』

小西政継著(1971年)。
今読んでいる本があまりに重くて持ち歩くのが疲れるので、電車での読書用に、このような薄めの文庫本を納戸の棚から適当に探して読んでいます。

登山家って日本人でも外国人でもほとんど知りません、この方も知りませんでした。社会人の山岳会「山岳同志会」に属して先鋭的な登山や岩登りで活躍した方です。

この本は、小西氏ら日本隊が1970年12月に行ったグランドジョラス・ウォーカー稜冬期登攀11日間の記録です。イタリア、フランス隊に続き第三登となりました。小西氏をはじめ何人かは、凍傷で足の指を失くすという犠牲を払っています。

岩壁を征服できるなら指くらいくれてやろうみたいに書いていて、そういう激しい闘争心にちょっと引いてしまうというか、理解しがたいような、どうしてわざわざそんな苦しい思いをしてまで・・と私なぞは思ってしまいます・・。

氏は、なぜ山へ登るのかとか一度も考えたことがないと言います。そして、心身をすり減らすような闘いによって自分の弱さに打ち勝つことができ、そのような冒険が人間として生きる喜びと生きる価値を教えてくれるのだと書いています。

岩登りのやり方や用語がよくわからなくて、登攀のシーンでもどれほど困難な部分なのか、あまりぴんとこなかったのがちょっと残念でした。
by itsumohappy  at 22:28 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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