『バラバ』

ラーゲルクヴィスト作(1950年)。

暑くて、昼休みに図書館まで遠征するのがおっくうなので、家の倉庫(という名の納戸)にある古い岩波や新潮の文庫本を適当に出してきて読んでいます。厚さで選んでいます(^^;
ラーゲルクヴィストはスウェーデンの人です。ノーベル賞作家。んー知らなかったです。。バラバは、聖書に出てくる盗賊ですね、土壇場で死を免れた。あまり面白くなさそうな本だなぁと思っていて、読まないままでした。

生き延びたバラバのその後、がストーリーです。はじめのほう、やはりあまり面白くないかも?と思いながらものろのろ読んでいました。薄い本ですぐ終わるかと思いきや、案外内容が深いのでそれほど早く読めない。かといって、難しい用語が並んでいる文ではなく、平易でわかりやすいです。

神の子と偶然関わったバラバを通じて、人間の孤独、葛藤、迷い、救いを求める心、隣人愛などが語られます。押し付けがましくない描写がよいです。主を信じ、魂は救われましたみたいな安直な展開ではありません。私はキリスト教信者ではないので、ぴんとは来ませんが考えさせられる小説です。
by itsumohappy  at 23:11 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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