『失われた時を求めて』 第一篇 

「スワン家の方へ」 (1・2巻目)です。
家にある古い文庫が読みにくくて途中で投げ出したので、少しでも新しい訳(by鈴木道彦氏)であらためて開始です。13冊あるので、1週間に1冊でも年内に終わらないなあ。でも年内完了をめざしたい。ノルマを課さないとたぶんこれは読めない気がします‥。

1913年から刊行されたこの作品は、プルースト他界時には四篇までしか出版されず、残りは遺族が遺稿を整理して出版されたそうです。プルーストの一生は実質この作品だけに捧げられました。

主人公が、幼少期からのありとあらゆる記憶をひたすら呼び起こし、ひとつひとつの事象をくどくどと丹念に描写していきます。気の短い私には全然向かないと初めからわかっているのですが、大きな活字と丁寧な訳注に助けられてただ今3巻目突入です。

とりあえず、1・2巻の感想。
紅茶に浸してやわらかくなったマドレーヌを紅茶と一緒に味わったとたんに、原因不明の力強い快感が体に入り込み、過ぎ去った日々の様々な記憶がわきおこる。そんな主人公は、感受性豊かで文芸を愛好する腺病質男子です。別宅のあるコンブレーでは、家の一方にスワン家(ブルジョワ)、反対方向にゲルマント家(貴族)があります。2巻目では、スワンの、オデットに対する狂おしいような恋が描かれます。淡々と散発的に物事が語られ、なにか中心となるストーリーが出てくるわけではありません。
ですが、ぼーっと読んでいるとわけわからなくなるので、それなりに集中力が要ります。

家同士の付き合いは、階級を抜きに語れない。今日から見るとかなり窮屈な社会です。スワンは、自分の身分につりあわないオデットと一緒になったことで、いっとき主人公の家から距離を置かれますが、主人公は、スワンの娘ジルベルトに夢中で、スワン家のサロンにも出入りしています。このサロンというのもどうやら重要な舞台のようです。
19世紀後半のフランス(上流)社会の一端をのぞいてみましょう、的に読み進めます。
by itsumohappy  at 20:54 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

運慶展

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昨日観てきました。昨今の展示会は、新聞、TV、電車広告で宣伝しまくって、一大ブーム?になってしまいます。当然ながら大混雑。もう土日に出かける気がしません。平日でも3,40分は待つようなので、朝一番に出かけました。

現地のお寺やその他の展示会で既に観たものが多いですが、今回は、三浦のお寺の所蔵品が出陳されていましたので、それを観ようかなと。しかし、そのお像に特別な印象は残りませんでした><

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やはりこのデビュー作↑が一番よいように思います。あと八大童子。よく左右一列に並べて展示していますが、今回は一体ずつ後ろも見えるように配置してあったので、腰のあたりとかラインがよく見えてよかったです。

本館にちょっと寄ると、外国人観光客でいっぱいでした。刀コーナーが手前の方に出世していました。
備前、長船景光。国宝です。
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by itsumohappy  at 23:16 |  展示会 |  comment (1)  |  trackback (0)  |  page top ↑

暗い日々

ずーーっと雨です。気がくるいそうです。今月ほとんど雨じゃないかと思うくらい。
土日のお山は当然キャンセル><
その他、いろいろあって、気分が落ち込む一方です。

公園にも行けないし、東京駅で買ったお菓子を食べるくらいが気分転換。
東京駅構内外、和洋様々な菓子店があります。8時から開けていて、行列ができるところも多い。移り気な人々の気をひくべくあれやこれやと新しい店が次々できます。

これは、嵐山に本店があるという白いロールケーキの店の東京駅限定品というもの。
私の前にいたのはみな勤め人風の男性でした。
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卵白だけでロールを作るんだそうです。
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by itsumohappy  at 14:07 |  その他 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

『親鸞』 激動篇・完結篇

五木寛之作。2011年―2014年の間、地方紙44紙に連載されたものです。最初の連載時からだいぶ経っていて、続編が出来、完結していたことを知りませんでした。

罪を許された親鸞は、越後から笠間、次に京都へと移り、専修念仏をいかにして広めるか、極悪人に救いはあるか等々、思い悩みながら念仏とは何かをきわめていきます。

著者は、「これは典型的な稗史小説」と言っています。中国で、民間の風聞を身分の低い役人が集めて献上したものを稗史というのだそうです。つまり読み物ってことですね。
事実、様々な登場人物を配し、事件を取り混ぜたフィクションで読者を飽きさせません。4冊でもあっという間に読めます(活字が大きいこともある)。若い読者には親鸞を「オヤドリ」と読む人もいたそうで、この小説をきっかけに、親鸞という人をより詳しく深く知ろうという人がいれば作家として本望、と述べています。
by itsumohappy  at 20:24 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

里山ガーデン

晴天の2日、「里山ガーデン」に行きました。暑いくらいの陽気で隣接する動物園への道は大混雑。
街路樹で桂の木はめずらしいかな。
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秋のお花の花壇がきれいでした。定番のコスモス、マリーゴールドのほか、青いサルビアなども。
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時間が早かったので動物園にも寄ってみた。
意外と広くて疲れました‥。ぐったり横たわっている動物も多かったです。
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by itsumohappy  at 22:30 |  花・木 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

尾瀬の写真 その2

2日です。
夜中にちょっと外をうかがったら、空はまっくら。全然星が見えませんでした。この季節にしては暖かい夜でした。
翌朝、まだ真っ暗ななかを燧ヶ岳に向けて出発。冷え込まなかったので、さほど寒くない。5時半近くになるとやっとあたりが見えるようになりました‥が、辺りは霧で遠くは見えません><  長英新道はぬかるみが多いです。

ゴゼンタチバナの実
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ダケカンバの黄葉がきれい。これでひがさせばなぁ
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それでも、7時ぐらいにはガスが切れてきて日光方面が見えてきました。
右は日光白根山。左のギザギザ山は赤薙山
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三角点は俎板嵓(マナイタグラ)にあり、標高は柴安嵓(シバヤスグラ)が高いです。
俎板嵓
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柴安嵓
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尾瀬ヶ原は切れ切れに見える感じ><
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7回目の尾瀬にして初めての燧ケ岳
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ガスが目まぐるしく吹き上がり、稜線は風びゅーびゅー。こうなるとやはり秋山は寒いです。休憩もそこそこに御池に向け出発しました。熊沢田代までの道はごろごろで歩きにくいです。

ガスが切れて会津駒方面も見えるようになりました。
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チングルマの紅葉
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このダケカンバもよい感じ
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熊沢田代。ここはとても雰囲気のよいところです。しーんと静かでした。
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濡れたごろごろ道をまた行くと広沢田代。木道の傷みがはげしいです。木道1本12万円だそうです。
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ドウダンツツジの紅葉
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御池に13時過ぎに到着。その後、雨が降り出しました。予報はわりと良かったのですがやはり山の天気は変わりやすい。
それでも秋の風景を楽しめました。

by itsumohappy  at 21:52 |  旅行・山 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

尾瀬の写真

1~2日、久しぶりに尾瀬に行きました。
初日は、沼山峠から尾瀬沼へ。のんびり湿原歩きです。涼しい風に揺れるきつね色の草。すっかり秋の風情です。
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実際に見るとほんわかした何とも言えない色合いです。
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「山」形の燧ヶ岳。一応監視火山ではなかった。
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エゾリンドウはシーズン最終盤のお花です
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尾瀬沼ヒュッテに泊まりました。尾瀬の小屋は快適です。
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荷物を置いて夕食まで尾瀬沼の周りをちょっとお散歩。
日曜夕方のせいか、ほとんど歩いている人に会いませんでした。
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黄色い葉っぱはコシアブラかなあ
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草紅葉の時期に来るのは初めてです。静かでちょっと寂しい。土曜だともっとにぎわうのかなぁ。
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by itsumohappy  at 19:42 |  旅行・山 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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