無情‥

古来崇めていても火山は火山。ほんとうに、普通に火山活動をしている山に過ぎないのだと思い知らされます。
晴天で紅葉も見ごろで、登っていた方々はどんなに楽しく歩いていたことでしょう、気の毒でなりません。木々もない山頂一帯は隠れるところがないから小屋にたどりつけないと身を守れなかったでしょう。

御嶽は存在感があって、登ってみないなーと思わせる山です。
蝶ヶ岳ヒュッテ付近から。右の乗鞍とともにはじめて見て、どちらも行ってみたいと思いました。
on.jpg

乗鞍岳の剣ヶ峰から。でーんと相対する感じでした。
on2.jpg

で、御嶽行ったのは昨夏です、風雨で寒くって前シーズンのナンバーワン修行でした(独立峰は荒天だと厳しさもひとしお)。二の池の小屋は風でガタガタと鳴り、揺れました。小屋の中も寒くて眠れないくらいでした。

神主さんから買ったお札。神社の方がいるのは8月までなのかな。今回の報道で登場しませんし。
これをおまつりしても、ご利益って何なのだろう‥。
on3.jpg
by itsumohappy  at 23:45 |  その他 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

『蒲団・一兵卒』

田山花袋作(1907年)。
蒲団、って文学史のはじめのほうで必ず出てくるので有名です。薄かったので読んでみました。当時、蒲団は「近来の傑作」と言われたそうです。「他人の物笑いになりそうな自己内部を暴露」して、私小説のさきがけとなりました。それで文学史に出てくるのですが。
蒲団以降、「誰もが平気で自分の体験や周囲の者の描写を始めた」と解説にありますが、小説ってそれが当たり前だと感じる現代の目から見れば、このお話自体は、特にどうという内容ではないです。ただ、主人公があんまり情けなくて、明治の男性もけっこうめめしいのが面白かったり‥。もっとほかに書く題材がなかったものか。まあだからこそ私小説なんでしょう。

蒲団よりも短編ですが、一兵卒の方が小説のリアリティを味わえます。田山氏は、日露戦争の従軍記者だったそうで、その体験に裏打ちされた描写が印象的です。はなばなしい遼陽の会戦のうらで、戦争に狩り出された一青年が苦しみぬく。こういう小説は、いつの時代に読んでも胸を打たれます。
by itsumohappy  at 23:36 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

秋の花

久しぶりに公園散歩。いつのまに秋の花でいっぱいでした。

140921hagi.jpg

どうということのない花ですが風情があります。
140921hagi2.jpg

枯れゆく蓮池
140921hasu.jpg

赤とんぼがたくさん飛んでいました。
140921hasu2.jpg

彼岸花と謎のお花
140921higan.jpg

コムラサキ
140921komu.jpg

ハマトラノオ
140921hama.jpg

カクトラノオ
140921kaku.jpg

オミナエシ
140921omi.jpg

シュウカイドウ
140921shu.jpg

マユミの実が色づいてきました。
140921mayu.jpg

日がさすとそこそこ暑い。
蚊にさされないよう小走りです。まだけっこう飛んでいます><
by itsumohappy  at 23:53 |  花・木 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

『ジェルミナール』

エミール・ゾラ作(1885年)
ここのところ図書館通いをお休みして、倉庫にある古い文庫本などを適当に読んでいます。これも昔の岩波文庫で昭和30年代の訳。旧漢字なので、つっかえながら‥意外に時間かかりました(^^; けっこうな大作です。むかーし、映画化されて観たことがあったので、タイトルは知っていました。映画の中身はほとんど忘れていましたが、この小説のごく一部を描いたものだったのではと思います。

炭鉱の町、北フランスのモンスーというところが舞台です。つらいつらい坑夫の暮らし。ここでは子供も立派な労働力です。労働者を率いることになる主人公エティエンヌは『居酒屋』のジェルヴェーズの息子(ということはナナのきょうだいですね)。虐げられた怒れる労働者たちは資本家に立ち向かいます。労使それぞれの生活ぶりや炭鉱の精緻な描写が素晴らしいのですが、内容が内容だけに疲れます‥。作家はずいぶん取材しただろうと感じました。

ひたすらリアルであること、人間性を追求することに徹した小説は、100年以上前のものであっても、けっこう読めます(そこいくとバルザックはつまらん)。
こういう血みどろの骨太大作を読むと、その後に読むものがなんか物足りなく感じてしまいます。

by itsumohappy  at 22:54 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

湘南の海と山

連休、晴れが続くのは久しぶりです。こういう時に限ってお山の予定を入れなかった‥>< 雨続きでいやになっていたもので。思い切って計画しておけばよかったよぉ(TT)

くやしいので、近場を歩きました。湘南アルプス‥っていちおう言うのだけれど。
こじんまりした大磯駅
140913oiso.jpg

大磯まで来たのでまず海に行くことにしました。
駅から歩いてすぐのところにエリザベス・サンダースホーム。今は敷地内に記念館と学校があります。
140913oiso2.jpg

鴫立庵。俳諧道場です。
140913oiso3.jpg

新島襄終焉の地。この先から海岸に下ります。
140913oiso4.jpg

照ヶ崎海岸。富士山の影も形もない><
140913ao5.jpg

カメラのおじさんたちがいっぱい。すごい望遠レンズ使っています。
140913ao2.jpg

丹沢から飛んでくるアオバトを撮っています。
140913ao3.jpg

群れをなして岩にびゅーと飛んでさっと立ち去る、の繰り返し。カモメは岩に乗ったきりですが、アオバトはすぐ飛び立ってしまいます。けっこうなスピードで飛ぶので、姿かたちがよく見えません。
140913ao4.jpg

私のカメラでは何が何だかよくわからない。とりあえず、海水を飲むために岩に乗っているアオバトたちです。
夏の間、早朝と夕方に飛来するらしい。冬は来ないそうです。
140913ao.jpg

暑くなってきたので、海岸を退散してアルプスに向かいます(^^;
旧東海道を抜けていきます。
140913oiso5.jpg

高来神社の後ろが高麗山。高句麗から来た人たちがこのあたりに住んでいました。
140913koma.jpg

高麗山の南斜面は江戸時代から変わらぬ自然林です。
140913koma2.jpg

あっというまに頂上(168m)。ここには奥宮がありました。
140913koma3.jpg

ヤブラン
140913koma5.jpg

タブノキ
140913koma4.jpg

八表山を抜けて尾根を進みます。
140913koma6.jpg

浅間山頂上。一等三角点です。昔は眺めがよかったのでしょう。
140913koma7.jpg

シロヨメナかな
140913koma8.jpg

湘南平到着~。大山など丹沢の山々
140913koma9.jpg

360度開けたよい眺めでした。冬場のほうがここはよく見えるでしょうね。
140913koma1-0.jpg

湘南平から30分ほどで住宅街です。
大磯駅手前に島崎藤村の家があります。
140913koma10.jpg

こじんまりした日本家屋。昔のガラスでした。
140913koma11.jpg

累積標高差約250mです。それでも歩かないよりはいいかなぁ。
暑いせいか人も少なかったです。真夏にはとても歩けないでしょう。
by itsumohappy  at 23:26 |  旅行・山 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

写真展ほか

土曜日、雨予報でしたが、久しぶりに上野に行きました。
昼間は雨の降る気配はなく、上野公園界隈は大にぎわい。暑さもぶり返して歩くのもぜいぜいモードでした。

140906ue2.jpg
デング騒ぎはまだ上野まで波及していないようです。しかし、もう時間の問題かも。あちこちの公園の池をみな抜いてしまうなんてことのないのを祈ります。。

日本山岳写真協会のお山写真の展示を見ました。
140906yama.jpg
会場は、高齢者の方々でうまっていました。
外国の山を除くと7割くらい北ア。あとは中・南アルプス、八つ、谷川、尾瀬、富士、大雪ってところでしょうか。日光那須は3枚くらいかな。やはり絵になるのは北アなんですねー。
23日からは京都市美術館で展示です。

博物館に寄って常設展示だけ見学。
140906ue.jpg

東洋館の特設展示は青磁
140906seiji.jpg

川端康成が所有していたお皿。11-12世紀の汝窯
140906seiji2.jpg

140906seiji3.jpg

本館の常設も何度も見ていますが、よく展示替えがあり、行くたびはじめて見るものがあります。
16~17世紀の輸出用の螺鈿漆器。
華やかな水盤ですねー。教会で使うのでしょうか。
140906jo2.jpg

右は、イエズス会マークの書見台です。
140906jo3.jpg

これは19世紀のもの。フリーメーソン螺鈿箱という名前でした。欧州の銅版画から模様を写しているのだそうです。
140906jo.jpg

あと歌麿の特集をしていました。
以前よりも外国人観光客が増えていますね。
by itsumohappy  at 14:21 |  展示会 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
最近のコメント
リンク
このブログをリンクに追加する
カテゴリー
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
FC2ブログランキング

FC2ブログランキング

RSSフィード
最近のトラックバック