白馬の写真 その3

18日です。
辺り一面霧‥(TT)。でも、雨じゃないだけまし。これから続く稜線歩きでまた風雨だと目も当てられません。
でも途中でどうなるかわからないし、寒いので、前日乾かしたカッパ上下をまた着て出発。
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次第に霧雨ぽくなり、また体が冷えてきました。
杓子岳頂上へは巻き道もありますが、三山縦走!が今回のテーマだから、がんばって登った。急ながれ道でした。
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ガスが切れてもこんな感じ。
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そりゃー全然見えないよりましです。真っ白だと、北アも高尾も同じになっちゃうし。
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タカネイブキボウフウだと思います。花咲く前は赤い。ボウフウは、防風らしい。風邪よけの漢方でしょうか。
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トウヤクリンドウも漢方に使うかな。
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青空が!
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シロウマオウギ
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白馬鑓ヶ岳。しばらく待ったけど、展望がくっきりすることはありませんでした。
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鑓ヶ岳はザレザレのお山ですね。
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ここを過ぎると鑓温泉まで下降の一途。気分も楽になります。お花を楽しみました。
ウサギギク
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大出原は、雪が遅くまで残るので初夏のお花を見られます。
ハクサンコザクラとミヤマキンバイ
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アオノツガザクラ
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クルマユリ。山肌の下から上まで帯状に何万株としれぬ数でした。こんな規模は見たことがない。写真撮っても見たように写りませんでした。
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ニッコウキスゲ
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鑓温泉手前には、滑りやすい箇所がありますが、鎖がついているのでゆっくり行けば大丈夫です。
雪渓の脇に建つ鑓温泉
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テント場の上が露天風呂♪
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小屋の脇に源泉があり、お湯が樋をどばどば流れていきます。豪快です。。
足湯も作ってありました。露天風呂は時間で男女入れ替えます。といっても、女性は夜の7時半から1時間。お外は見えません。昼間入りたい女性は水着です。実際、テント泊の男女(女性は1名だった)はみな水着姿。他のおじさんたちがちょっと困るかも(^^;  私は、指定の時間に露天風呂に入りました。満天の星で天の川も見えました。
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19日です。
やっと太陽をしっかり鑑賞しました。ここは東を向いていて、北信五岳方面から昇る朝日を露天風呂から眺められます。
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杓子沢付近。雪渓脇にミヤマキンポウゲがわんさか咲いていました。
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連日の雨で雪渓はやせて、当初のルートは危険です。ぼっかり穴に落ちて流されると出てこられません。
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雪渓が溶け出すあたりは、お花が遅い。キヌガサソウは普通ならとっくに終わっています。
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真ん中の右寄り(葉っぱの上)に鑓温泉小屋が見えます。たしかに雪崩で飛ばされそうな位置です。もう来月で営業終了。プレハブの小屋は解体されます。
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きれいに撮れなかったけどシモツケソウ。ピンクは見栄えします。
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ワレモコウとツリガネニンジン
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オオバギボウシがたくさんありました。
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次第にブナの樹林帯になり、猿倉に到着。人は少なかったです。
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はじめはどうなるかと思ったお山歩きですが、何とか予定のコースを歩きました。白馬大池までは今までで最高の悲惨度でした>< それでも雄大な景色を見ることもあったし、お花も思ったより残っていてよかったです。初夏から秋口のお花がありました。種類と量はかなりのものです。

修行中に体を冷やして、お腹が若干危なくなりました。厚手のシャツを持ってきていて幸いでした。白馬山荘の乾燥室に籠城して、いろいろ干していましたが、ストーブ2つの小部屋にずーっとこもっていられたのだから、そうとう寒かったのだと思います。いったん冷えた体ってなかなか温まらないのがわかりました。

なんか、もやもや感が残る夏のお山歩き。雨具はもう着たくない~
by itsumohappy  at 18:34 |  旅行・山 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

白馬の写真 その2

17日です。予報どおり雨>< 最初からカッパ着て歩くのは何ともさえません。
天狗原付近。空からゴロゴロ~の音が。
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音は鳴りやまない。白馬乗鞍岳の岩をうんうん登ります。風雨にまみれ、本格修行です。朝から雷はしゃれにならない‥。
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光ってから数えると遠かったけれども、どこに落ちるかわかりません。登りの途中、岩陰(と言っても陰になるほどの岩ではない)にしゃがむようにしてしばし待機。雨脚が弱まった瞬間にシャツを着て、朝の残りのお握りを食べました。風雨のとき、雨具をいったん脱いで着込むのは難しいです。

白馬大池手前では雨粒がぴしぴし顔に当たって痛かった。ピカピカのなか、平坦なところは恐ろしいので、必死で歩きますが、強風で思うように進めません。靴の中もぐっしょり。
白馬大池が見えてきました。この日はここで泊りかなぁと思いましたが、大池山荘のレーダーで雨雲が去るのがわかり、1時間後に前進することに。
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曇りながらもくっきりと山々が見えてきました。
雪倉岳と朝日岳。のびやかな稜線です。
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晴れていたらきれいな光景なんでしょうが‥。
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小蓮華山へ
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だんだん見えてきた
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右から白馬三山と唐松・五龍・鹿島槍。合間にあるのは雄山(立山)と蓮華岳。涼しくてよく見えれば最高です♪
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白馬岳は荒々しい姿
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富山側はのんきな感じ
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三国境。2年前の5月、九州から来たドクターの一行は、この辺で力尽きた‥><
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着いた~。白馬大池過ぎてからここまで、単独の女性一人としかすれ違わなかった。
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強力さんはこれを担ぎあげた。
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切れ落ちています
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あと少しで山荘。
立山、剣。奥に大日。早月尾根の感じがよくわかります。
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午後は展望にそこそこ恵まれて何よりでした。これだけ見えれば満足です。
by itsumohappy  at 23:51 |  旅行・山 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

白馬の写真 その1

8月16日から3泊4日で白馬に行きました。お盆前後はお天気かな?なんて思っていたのですが、これが大外れ。後半天気は好転の予想だったので、キャンセルせず出かけることにしました。白馬は、中高時代、大雪渓から栂池まで2回歩いていますが、たいがい忘れています。3山方面はまだだったので、今回は鑓温泉から下りるルートにしました。
北アルプスも北部となると都内から4時間。夜行で登るのは私にはきついので、初日は栂池泊りです。

途中の松本あたりはけっこうな雨でしたが、白馬駅周辺は止んでいました。毎日毎日ずっと雨とのこと‥><
駅前の地元旅行社にお風呂グッズを預かってもらい出発~。ここで、天候不順のためロープウェーは停止していると言われましたが、我々のために動かしてくれるよう手配してくれました。

栂池ロープウェー。昔、乗っているはずだけど全く覚えていませんでした。
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栂池ヒュッテ。あたりは真っ白。ここは普通の旅館です。
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小雨のなか、栂池自然園をお散歩しました。ここは周遊すると3時間位かかるらしい。もう秋の雰囲気でした。
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アキノキリンソウ(たぶん)
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トリカブト
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風穴。涼しい風がひゅーひゅー
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チングルマ
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夏の名残のアヤメとワタスゲ
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モウセンゴケがたくさんありました。
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ヒュッテからの眺めもこんな感じ><
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この日は、ゆっくりお風呂に入り、広々としたお布団でぐっすり休みました。
by itsumohappy  at 22:57 |  旅行・山 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

帰ってきた。

白馬鑓温泉小屋から見た今日の夜明け。火打、妙高、高妻、戸隠、飯縄などの山々です。景色がクリアだったのは早朝だけで、まもなく雲が広がってしまいました。

今夏の北アルプス(に限らないでしょうが)は悪天候続きで、お盆前後も散々のもようです。
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今回、栂池から鑓温泉をまわって猿倉に下りてきました。はじめ、今までで最高レベルの修行となり、どうなるかと思いましたが、大町の登山組合のガイドもいたので、とりあえず無事歩きとおすことができました。
今日やっとお日さまに会えた感じでした。
帰宅したら、やはりいろいろ事故が起きているようで‥><
by itsumohappy  at 23:42 |  旅行・山 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

修行の予感‥

お盆の頃は晴れる!と思ってお墓参りのあとにお山の予定を入れたのですが、妙な低気圧だか前線だかがずっとおって、全然好転しません。何故だぁぁ>< 関東はわりあいよいお天気が続いていて、今日もぴかぴか・うだるような暑さなんですが‥。
一応準備したけど、テンションさげさげです。まあ、先週よりはましかな。先週だったらキャンセルでしたね。

初秋に咲く玉すだれの第1号です。
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なぞの鉄砲百合もどきがだいぶ大きくなりました。高砂百合の変種のようです。
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なかなかうまく写せないレンゲショウマ。今年は元気です。
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by itsumohappy  at 17:47 |  花・木 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

『黒部の山賊 アルプスの怪』

伊藤正一著。北アルプス最奥である黒部源流地帯で70年を過ごした方です。
1964年に刊行された内容に新たな写真等を加えて再出版されました。

著者は、もともとジェットエンジンの発明に没頭していたけれども、終戦で研究の見込みがたたず、登山と探検で過ごそうと決意しました。1946年、三俣蓮華小屋(三俣山荘)、水晶小屋を譲り受けて経営し、また、湯俣山荘、雲の平山荘を建設しました。荷揚げを楽にするため、早くも1954年、アルプスで初めて飛行機による物資の空輸を試みました。パイロットは、陸軍で急降下爆撃をしていたそうです。

お話は、戦死した小屋の持ち主の権利を買い、屋根や柱がほとんど持ち去られた小屋を再建するところから始まります。
買い取ったはずの小屋に殺人嫌疑のかかった「山賊」とその一味が住み着いており、自分の小屋に宿泊料を払うはめになったこと、「山賊」らと小屋づくりを行ったことなど面白いエピソードが続きます。その頃、山賊の凶暴な噂が町に流布して、乱獲するような悪い猟師は入らず、黒部は荒らされませんでした。

本に登場する山賊こと猟師のうち、富士弥兄弟は、大正初年に黒部開発のため3年がかりで開削された東信歩道(日電歩道)づくりに携わっていました。 
黒部は天候が崩れると廊下の水位が10~20m上がり、鉄砲水で大木が粉砕されたり尾根を乗り越えたりという厳しい環境です。そんなところで長年、獣や魚をとって生活していれば山賊みたいになりますね。

怪談のひとつに、とんでもない方向から明瞭に聞こえるオーイオーイという声に反応してはならないとあります。ある日、そんな声に引きつけられて谷に吸い込まれそうになった…その日は、遭難死した名猟師、小林喜作の命日でした。山で聞こえるのはヤッホーでなければだめです。
また、葬っても葬っても1年おきに出てくる白骨って嫌ですね‥。これは自然現象らしいですが。

動物に関するお話も多いです。著者が、熊に餌をやったら小屋の戸をノックするようになってしまったこと、飼い犬が時々犬好きな主人のいる槍ヶ岳山荘に脱走するが、人が8時間かかるところ1時間で行ってしまうこと、山賊のイワナ釣りの華麗な技や豪快なウサギ汁の作り方など印象的でした。
by itsumohappy  at 23:54 |   |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

『荒涼館』

C・ディケンズ作(1853年)。
ディケンズは、ん十年ぶりか?と思うくらいご無沙汰でした。なんかちょっと謎めいたタイトルですね。文庫が図書館になく、筑摩の全集で読みました。厚くずっしりと重くて、3日ほどで持ち歩きはあきらめました。

ストーリーはそれなりにあるのですが、いかんせん長い。まわりくどい。この分量は要らないなあ‥。もってまわった表現が苦手な私にとっては、久しぶりのけっこうな修行読書でした。やはり19世紀文学。途中で止めてもよかったのですが、まあ、一応読んだよ。

いろんな人物が唐突に現れまして、覚えきれないので、付箋を入れるうちにびっしりになっちゃいました。全員必要な人物かと言えばたぶんそうではない。
貧民窟の様子など、ロンドンの陰惨な部分の描写がリアルで、印象的でした。対し、(運よく)それなりの暮らしを手に入れた主人公については、生活の様相の具体的な記述がないので、何だか奇異に感じました。生活感がないというか。金持ちの篤志家貴族?に引き取られた、ということで説明は十分、てことなんでしょうか。

大作のわりに中身はそれほどドラマチックではありません。特別関心を持っているわけでもなければ、読まなくてもよいですね。ディケンズの代表作なのかもしれませんが、21世紀の今日、ディケンズ自体、あえて選んで読まなくてもよい気がする。文学史的には偉大なのかもしれませんけど。
by itsumohappy  at 23:03 |   |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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