『吾輩は猫である』

夏目漱石作。1905年から翌年にかけて雑誌『ホトトギス』に掲載されました。
今、朝日新聞で『こころ』が復活連載されています。小説の左側にある説明コラムだけ読んでいます(^^; 漱石の中・長編は『こころ』を含め、だいたい読んだと思いますが、もうずいぶん前なのでどれもほとんど忘れてしまいました。
『吾輩は猫である』は最初の数ページだけ読んでその後止まった気がするので、このたび初めからまた読んでみました。

…あのーこれって良い作品なのでしょうか?面白いのでしょうか?明治の知識人?には受けたのでしょうか?等々、いくら読み進めても???です。まあ、私が雑に読んでいるせいもありますが、とてもじっくり読む気も起きませんでした。半分読んで、まだこの調子でうだうだ行くのか?と思いつつも、くやしいから途中で止めずに読んだぞ><

そもそも、せっかく猫目線の設定なのに、そのようにする意味が感じられない。登場人物たちがなんか面白いことを言っているらしいが、面白くない。高尚らしいやりとりをし続けているが、全く不自然で、だから何?といらいらしてくるのです。何らかの批判をしているのかもしれないけれども、私にはそれもあまり感じられませんでした。
読者を意識した読み物として書かれていないという点で、私が楽しみたい「小説」の範疇からは外れるものでした。
by itsumohappy  at 23:37 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

『危険な関係』 

ラクロ作(1782年)。
よく映画化されている(私はひとつも観たことがないですが)書簡体の小説。一番新しい訳で読もうと思い、予約して受取館に行ったらハードカバーで500頁位!手紙のやりとりが延々続くこの話を最後まで読めるかどうか、とおののくのに十分な重量感でした。

解説によると、18世紀に流行した書簡体小説の代表作で、長く反道徳的な退廃の書として位置づけられていたが、20世紀後半に、このスタイルの小説の可能性を極限まで押し広げたと評価されたそうです。ですが、「ジャンルを完成したと評されると同時にジャンルを清算してしまった」とのことです。

大革命前夜に繰り広げられる退廃貴族の悪徳ゲーム、と言うと陳腐ですが、よく出来た話で面白かった。この前は奴隷の本を読んでいましたけれど、全く人の世はいろいろですねー。奴隷より貴族の方がいいことはいいな‥。まあこんなことにうつつを抜かしていれば革命が起きても不思議ではありません。

ラクロは軍人としてフランス各地を転々としました。さまざまな都市の社交界に着想を得て、唯一の代表作と言えるこの本を書いたとされます。
主要な登場人物それぞれに一応天罰が下った形にはなっていますが、特殊な世界の反道徳ぶりを批判する・成敗するという感じでもありません。淡々と描かれています。
by itsumohappy  at 17:54 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

アヤメ

三寸アヤメなる園芸品種のアヤメがきれいです。もっと増やしたいなー。
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ヒメヒオウギ
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カルミア
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バラ
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サツキ
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公園へ桑の木偵察。まだ赤い実がほとんどでしたが、大木なので黒いのもけっこうあり、採取決定(^^)。蜂さんに怯えながらせっせと採りました。
ただ、実が小さくて茎を切るのがやっかいでした。
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ポリフェノールとアントシアニンが多いのだそうです。
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by itsumohappy  at 23:14 |  花・木 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

上州吾妻耶山

17日に群馬県水上の西にある上州吾妻耶山から大峰山を歩きました。
ちょっと遠いけれども、緑が見たかったもので。やはり、自然の木々や花を見ないと落ち着きません。

関東一円晴れマークでしたが、どっこいさすが水上。空はどよーんと怪しい雲におおわれて雨…(--)。で、寒い! 道路を見るとけっこう降っていたようでびっしょりでした。
登山口にはまだ雪が残っていました。
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雨雲から離れるように南方向へ動いたので、幸い弱い雨に少し当たった程度ですみました。
登るにつれ、トウゴクミツバツツジと新緑がきれいになってきました。
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アヅマシャクナゲ。大量にお花がついている木は少なめでした。
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キクザキイチゲ。日が当たらないと開かないみたい。
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ヤブレガサ
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コヨウラクツツジ
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吾妻耶山頂から見る谷川岳。どよよーんとしていていかにも谷川岳です。冷たい風がびゅーびゅー吹き下りてきました。
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オオカメノキ
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カラマツの芽吹き
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ブナやミズナラが多かったです。
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ヒトリシズカ
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ミヤマエンレイソウ
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大沼
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2パーティーと単独2人くらいしか会わなかった。あまり人気がないのでしょうが、早春のお花から初夏のお花までいろいろあって楽しめました。4時間弱の歩行でも、やはり歩いていないとけっこう疲れるものです。

帰りのバスから。榛名山かな。
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by itsumohappy  at 22:57 |  旅行・山 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

『ビラヴド』

トニ・モリスン作(1990年)。 
この本は「6000万有余の人々」に捧げられています。「300年にわたる奴隷制の暴虐により死んでいった黒人の数」とのことです。
南北戦争をはさむ1840年代~70年代が時代背景です。虐げられて逃亡し、生き抜くことができた元黒人奴隷とその家族らの話です。
人が人を虐げるとはどのようなことか、この本で様々に描かれる内容はまことにおぞましい。いや、奴隷はそもそも人間とみなされていないわけで、たとえ自由州に逃れた奴隷でも、その所有者は返還を請求する権利があったそうです。

Be Lovedは、「愛されし者」です。将来を悲観した主人公は、「真実の愛から出た行為」により大切な者を失うのですが、その魂は姿かたちを変えていろいろな形でやってくる。そういう、ちょっとオカルトというかスピリチュアルというか、不思議な世界が現実と交錯します。

米国の、身震いするような歴史の一面をえぐる作品です。物語の構成や表現が独特すぎるのが難かなぁ。翻訳がすっきりしないのは、元にかなりくせがあると推察します。もっとストレートに書いてくれるほうが力強いと思うのだけど。
こんにち、「生まれながらの自由・平等」の理念は、まあ建前にしても一応、現代日本(先進国)にとって、普通の感覚かも?と思える(思えるようになった)ことは幸せです。
by itsumohappy  at 22:07 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

『知られざる傑作』ほか

オノレ・ド・バルザック作。
何か薄い本で気分転換と思い、納戸から引っぱり出しました。1830年代作の6つの短編が収められています。『人間喜劇』の一部らしい。…んーなんか、読みにくいなぁ(--)。バルザックの描く世界はもうひとつぴんとこないのと表現がまどろっこしくて気取りが感じられるので、もともとあまり読まないのですが。『人間喜劇』もたくさん読むとまた面白さがあるのかな。せっかちな私にはやはり向かないようです(^^;
by itsumohappy  at 23:55 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

『鳩の翼』

ヘンリー・ジェイムズ作(1902年)
読めるかどうか躊躇するような大作です。長くても引きつけられれば長さを感じないのですが、翻訳のせいなのか何なのか読みにくかったし、話もさして感動するようなものではなく‥(--)。
200ページ、300ページと読んでも話が一向に進まない。おそろしい。先を読むか、投げだすか迷い、結局一応は読みましたけどねぇ。延々ぐだぐだ言っている小説は苦手です。仮に、原文で読めば印象が全く異なって、素晴らしい描写と感じるのでしょうか。
by itsumohappy  at 22:51 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

双葉

気が付かないうちに双葉が出ました。絵に描いたような大きな双葉。
お散歩途中に採った蠟梅の種から芽が出ました。今までも適当に採っては蒔いていましたが発芽したことはなかったので、期待していませんでした。たまたま状態の良い種だったのでしょう。咲くまで10年くらいはかかるかなぁ(^^;
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お花がちょこちょこ咲いてきたので、いつものように籠に入れました。
長年あった都忘れが亡くなってしまって(TT)‥
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今日は寒くてストーブつけました。
明日からまた気が重いなあ。。月曜スタートでないだけでもましかぁ。
by itsumohappy  at 17:56 |  花・木 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

塩船観音

5月3日、少し遠出して青梅の塩船観音寺に行きました。
つつじ祭りとご本尊の公開、護摩だきと火渡りの行事がありました。
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広いお庭をゆったり散歩
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どこもぽこぽこ
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護摩だきの開始までしばし待機。この日はかなり暑く、待っているのはけっこうつらかった(--;
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ちゃんと山伏問答から始まりました。
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般若心経その他いろいろ唱えていました。真言系山伏さんの袈裟はポンポンがつかないスタイルです。
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火渡り中。誰でもできます。けっこう並んでいたので私はしませんでしたが。
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気温はどんどん上がりました。
帰りみち、立川飛行場あとにできた昭和記念公園に寄りました。
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牡丹がまだ見ごろでした。
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菜の花もあり
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チューリップもまだ何とか残っていて。
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アイランドポピー。写真ではまばらですが、一面に咲いていてきれいでした。
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しゃくなげ
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あまりにも広すぎて疲れてしまいました>< 一気に暑くなると体がついていけないです。
by itsumohappy  at 23:54 |  花・木 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

金比羅さん

4月29日、こんぴらさんです。
町からみたこんぴらさん。象頭山といいます。
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本宮まで785段の階段ですが、階段ばかりが続くのではないので、それほど大変ではないです。
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緑がまぶしいです。
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こんぴら犬のゴン。…もう少しかわいく作ったら‥と思った(^^;
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南国らしく霧島ツツジ
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本宮下にある旭社。立派です。
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もう少し。。
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かわいい(*^^*)
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本宮です
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本宮から眺める瀬戸内海と岡山県
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ぽこぽことした山並み
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こんぴらさんは、楠の原生林の中にあります。
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やはり立派なところでした。1日かけて見学したかったです。奥宮もありますし。広大な境内ですが、とても整備が行き届いていました。漁師さんらしき方々が集団で参詣しているのを見かけました。
裏参道ですと舗装路の坂で一見楽かと思いきや、表から上がるほうが疲れないとのことでした。

帰りは瀬戸大橋経由。車道ははじめてです。
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鼓のイメージだそうです。
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by itsumohappy  at 00:15 |  旅行・山 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

内子から大歩危

4月28-29日、愛媛県の南予地方から高知、徳島に一応足を踏み入れました。

内子。木蝋づくりで栄えた街並みが戦禍にあわず残っています。
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蝋のもと、ハゼの木
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雨の四万十川を遊覧。沈下橋といって、増水時には沈みます。
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椎の木の芽吹き。黄色が目立ちます。
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桂浜ではけっこうな雨に。
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海は荒れて高波警報が。そばまで寄れませんでした。
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高知城
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祖谷渓のかづら橋。けっこうな山奥ですがどんなに上のほうの山道でもしっかり道路はあります。
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つる(実はワイヤー入り(--))にしがみついて、一歩一歩進みます。
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橋のそばに楚々とした滝がありました。
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大歩危峡
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by itsumohappy  at 21:39 |  旅行・山 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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