大板

涼しくなったし、これから少しずつ昔やったことを復習しようかなと思って数年ぶりに道具をひっぱり出してみました。自分で据えてみると、これでいいんだっけ?と心もとない・・・。んー 釜ってどれぐらい風炉から出るんだっけ。電熱器の上に五徳をのっけてみたけどこれだと熱から遠くてお湯が熱くならないなぁ。

大板出す前に、普通の濃茶をやってみたのですが。何だかあれこれ忘れていて・・><
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京都・七條甘春堂の「和モンブラン」。東京駅前の京都館で買ったよ。
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十年は出していない大板。よく考えるともったいないな。
柄杓を引いたところですが・・・うーん・・・これでいいんだっけ。
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毎週末を目標に、2点前ずつくらい復習しようかなと思います。茶箱もあるしなー。
いつまで続くかな(^^;
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『イーサン・フローム』ほか

イーディス・ウォートン(1862-1937)作(1911年)。
ウォートンは、漱石、鴎外と同時代人。解説によると、ニューヨークに何代も続く裕福な家庭、いわゆる「オールド・ニューヨーク・ファミリー」の出身です。当時の習慣により、学校ではなく、家庭教師から教育を受けました。

映画化された『ジ・エイジ・オブ・イノセンス』のような、上流階級のお話ばかり書く作家かと思っていましたが、『イーサン・フローム』は、マサチューセッツの寒村に住む貧しい農夫が主人公の、けっこう惨めなストーリー。

生活が苦しいところに病気の家族を抱え、新天地を求めることもできず人生が閉ざされてしまった主人公の、にっちもさっちもいかない日々。唯一の慰めとなった出会いは、悲劇の発端となりました。
読みごたえはありますが、救いようのない話です。

この本には、『ジェーンの使命』、『二人の前夫』などの短編も収められています。まあまあ面白いです。

by itsumohappy  at 21:06 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

今日も午前中は暑いくらいに日が差しました。久しぶりに自転車乗って近くの公園へ。
秋の代表、萩。そばの萩のトンネルはちょっとお花がまばらでした。暑さで木が弱ったのかな。
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薄の穂はまだ出たばかりの感じ
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桂の葉っぱがずいぶん大きくなっていました。
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白い彼岸花
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秋明菊
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藤袴
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小紫
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十月桜
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だんだんお花が少なくなって公園内も人がまばら。寂しい季節になっていくなぁ。
by itsumohappy  at 20:54 |  花・木 |  comment (3)  |  trackback (0)  |  page top ↑

中秋

帰宅途中、光がふるのを感じました。
中秋で満月というのは、2010年代で今日が最後だそうです。
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以前は、空き地にススキがあって適当にとってこられたのですが、今はあまり見当たらない。あっても葉っぱばかりで、穂が出ていませんでした。
by itsumohappy  at 22:56 |  その他 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

立山の写真 2

15日の写真です。
夜中の強風と朝方の大雨に今日はどうなることやら‥と不安がつのります。幸い、夜明け前には小雨になり、小屋からは、昨日は全く姿がなかった後立山連峰が見えました。右から鹿島槍、五竜、唐松、白馬
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カッパの上だけでしばらくは歩けました。
別山の登りに差しかかるあたりでけっこう風が強くなりました。稜線に出ると飛ばされそう‥北峰と南峰を制覇!といってもあたりは真っ白。風でよろけて、遭難しそうな気分に・・。気温が高く、雨もさほどでなかったので何とか歩けました。

こちらは北峰
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南峰にはお社が再建されています。
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別山から雷鳥沢へ向かう途中の稜線で、ガスがとれて剣岳がいきなり姿を現しました。やはり異様な山体です。眺めるだけで満足です。
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地形の様子がよくわかります。
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剣御前小屋をこえて、雷鳥沢までごろごろ道を下りました。地獄谷は火山ガス活動が活発になって、以前の遊歩道を通れません。けっこうな大回りで階段をふうふう言いながら室堂へ向かいました。
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ミヤマリンドウ(かな)
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火山性ガスでハイマツが枯れてしまいました。
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悲しげなみくりが池
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室堂についてほっとしました。連休で、ターミナル内はものすごい人であふれかえっていました。
トロリーバスから。ここが雄山の真下です。
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ロープウェー駅からもまずまずの眺め。先週は何も見えなかったそうです。
室堂から扇沢まで5700円ですから、何も見えないと悲しい。ちなみに、この料金は、立山道路の除雪費用(1億6千万)には使われていないそうです。
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そして黒部ダム!水が霧状に飛んでいました。
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時間があったので、展望台まで上がりました。
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立山道路から黒部ダムまで、よくぞ作ったものです。なかなかこれだけの景観と規模を誇る観光地は他にないと思います。紅葉の頃にまた訪れたいものです。
by itsumohappy  at 22:46 |  旅行・山 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

立山の写真

14日の写真です。
立山有料道路の入り口は9月から7時オープン。開門を待ちます。気温13度。凍結防止のため、水を流しています。
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ぴかぴかの天気のなか、ぐんぐん登っていきます。
大日岳(かな)
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8時ごろ室堂到着。
草が色づき始めていました。
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最古の山小屋、室堂小屋です。
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チングルマ
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室堂山からスタート。少しずつ登っていきます。
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山々が重なる。奥で雲に浮かんでいるのは白山です。
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室堂山からの眺め。五色が原の向こうに薬師岳。左方向に笠~槍ヶ岳などの山並み。今シーズン、やっと山!らしい景色を見られて涙。。。
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浄土山頂上から別山、剣岳方面
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竜王岳
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一の越の山荘が見えます。いよいよ雄山への登り。この日はけっこう照りつけられて、登り始めてから少し経つとガスがどんどん上昇してあっというまに辺りは真っ白に(――)夏山モードです。
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雄山神社で御祓いをしていただきました。
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大汝山。最高地点です。
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富士の折立。かわいい看板は最近置かれたもの。厚さ2センチはあるがっちりした板に描かれた油絵です。
あたり真っ白で残念でしたが、降られないだけマシ。ごろごろ岩の歩きにくい道なので、雨だったらやはり修行です。
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真砂岳を通過し、内蔵助山荘に到着。
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山荘から別山がどーんと見えます。後ろに剣が少しだけ姿を見せました。
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日没はなかなかきれいでした。夕焼け?ならば晴れるのか?なんて思いましたが..
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by itsumohappy  at 21:57 |  旅行・山 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

帰ってきた。

今日(15日)の朝7時頃撮った剣岳。ガスの切れ目に雄姿を見せてくれました。
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金曜の夜、毎日あるぺん(夜行バス)で室堂へ向かい、まわりのお山をめぐってきました。今夏、天気に恵まれない歩きばかりでしたが、今回は多少は降られても(しかたない、低気圧接近中だし)まわりがよく見えた、という点で幸いでした~ アルペンルート等を含め、立山はやはり特別なところです。
by itsumohappy  at 23:45 |  旅行・山 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

『サルガッソーの広い海』

ジーン・リース作(1966年)。
池澤夏樹編集の世界文学全集より。はじめ、一緒に収められているウルフ『灯台へ』を読んでいたのですが、はじめの数ページで投げ出し(^^;、後ろにあったこちらの作品を読みました。

著者は、1890年イギリスの植民地、西インドのドミニカ生まれ。17歳の時に渡英しました。植民地出身者は英国本土では「二級市民」扱いで、学校で西インドの子といじめられたそうです。執筆活動を始めたのは1930年代初頭ですが、戦争のほか、自身の貧困・アルコール依存・逮捕/収監歴など様々な不運により、作家としての地位を確保しかけては消息不明になるなど波乱に満ちた生涯を送りました。『サルガッソーの広い海』を完成させたのは76歳の時です。最晩年、88歳で大英帝国勲章を受章しました。

この本の紹介コピーは、「植民地に生きる人間の生の葛藤を浮き彫りにした愛と狂気の物語」で、まあ実際そうなんですけれども、かなりおどろおどろしいお話です。英国と植民地との関係や双方の社会における階級意識が重要な背景となっています。さすがに異文化、風土の描写は現実感があり、熱が伝わってきます。

文章の主体が時折変化するので、ちょっと読みにくい。この翻訳はうまくいっているのだろうか?とも思います。原文がわからないので何とも言えませんが。
お話としましては、この作家ならではの特異なものを読んだという感じです。狂乱場面が際立っています(--)(--) 小説の迫力は、やはり頭で考えたものからは出てこないですねー
ブロンテ『ジェイン・エア』を読んでいると、より興味深く読める小説です。
by itsumohappy  at 16:20 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』

村上春樹作(1999年)。1985年版の新装版です。当初のものを読んでいないので、内容の変化などはわかりません。

同時並行に2つの物語が進行する形です。「世界の終り」は城壁に囲まれた不思議な都市。人々は心をなくし、自らの影をなくして永遠に生きる。「ハードボイルド‥」は謎をめぐる冒険譚?みたいな。

結構な長編でも長さを感じさせない本もありますが、これは冗長に思うところが多かった。ときどき、はっとする表現やシーンがありますが‥
ファンタジックな世界だけになってしまうと、何となく、設定に無理があるというか人工的なつまらなさを感じてしまって、リアルなストーリーが好きな私には感情移入することが難しかったです。
特に、「ハードボイルド‥」の世界のほうは、何やっているんだかよくわかりませんでした(--;

これは、展開される世界が好きになれるかそうでもないかという、好みの問題ですねー。村上氏の本は、何となく読み進めてしまうけれども、読み終わったあと、一体何だったのだろう?と思うことはよくあります。ですが、この本については、スムーズに読み進められなかったという点で、これまで私が読んだ氏の著作とは違っていたかな。
by itsumohappy  at 16:17 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

『誕生日の子どもたち』ほか

トルーマン・カポーティ作。1940、50年代に書かれた短編が収められています。カポーティの作品をはじめて読んだのはつい先日。やはり短編の『ミリアム』です。これが19才時のデビュー作と解説にあって興味をひかれ、他の作品も読んでみようと思った次第。村上春樹の翻訳というのも読む動機になりました。

表題の作品は特異な少女のお話で、その子に振り回される周囲の様相など、なんともいえないユーモアがありました。ですが、この短編集で印象に残るのは、カポーティの少年期の体験を背景に描かれた作品です(『感謝祭の客』、『クリスマスの思い出』、『あるクリスマス』)。

これらの作品については、村上氏が「イノセンス」という言葉を使っているように、無垢な心がストーリの軸です。年上の親友であったカポーティの従姉妹の生まれながらの純粋で善良な精神の描写に心をうたれます。

早熟の天才だったというカポーティの創作は、自らの体験から「生き生きとした物語」を生み出すことから始まりました。しかし当然ながらずっとそれを続けていくことはできず、新たな文体・ストーリーを得るべく格闘したそうです。
また別の時期の作品も読んでみようと思います。
by itsumohappy  at 22:54 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

『20世紀アメリカ短篇選』上・下巻

上巻は20世紀前半、下巻は後半の作品で、テーマは、移民・フロンティアの消滅・貧富の差・労働運動・人種問題・近未来社会などです。1999年刊。

訳者によれば、主にモダニズムとモダニズムの延長作品(ポストモダン)を集めたとのこと。そして、自由で豊かなはずのアメリカ社会は、人間の精神に新しい目標や活力を与えず、第2次大戦後の作家の主題は「アイデンティティを喪失した苦悩の表白」となっており、80年代以降アメリカには注目すべき文学作品は登場していないと分析しています。

リアリズム主体という上巻のほうが、文字通り自然で面白かったです。やはり感情の発露・流れを素直に描いた「物語」でないと読んでいて落ち着きません(これは好みの問題)。下巻は、奇をてらい気味の話が多いかな。

オー・ヘンリー『平安の衣』、ジャック・ロンドン『生命の法則』のように、独特の味わい深さを感じられるものが好きです。
短編小説としての読み応え、ストーリーの面白さで言えばウォートン『ローマ熱』が際立っています。ぼけーっと読んでいたら、いきなり最後にごん!とやられて、思わず読み直してしまいました。
カポーティ『ミリアム』は、異様な気味悪さで印象に残りました。
by itsumohappy  at 16:05 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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