2013/08/18
『リチャード三世』
シェイクスピア作。最初に出版されたのは1597年だそうです。
いつもの図書館には文庫本があまりありません。借りるものに迷い、目に入ったちくま書房のシェイクスピア全集から読んだことないものを借りてみました。
戯曲は舞台設定や人物が頭に入るまで何となく読みにくいです。この本は注釈や地図、系図が詳しく、何度も参照しました。エドワードやらヘンリーやら同じ名前が多いのでけっこう混乱します。戯曲に限りませんが、登場人物の多いお話は苦手になってきました。
シェイクスピアはフィクションも交えて描いているとのことで、まさにこの戯曲でリチャード三世の極悪人キャラが確立してしまったそうです。
お話は、王位をめぐって身内でも戦いに明け暮れる陰惨なものです。呪いをかけたり化けて出たりするシーンも見せ場でしょう。主人公が、えーいお前もお前も死刑!みたいな調子の、あっけらかんと開き直った?ワルであることで、むしろジメジメ感ばかりでない戯曲になっている印象です。
いつもの図書館には文庫本があまりありません。借りるものに迷い、目に入ったちくま書房のシェイクスピア全集から読んだことないものを借りてみました。
戯曲は舞台設定や人物が頭に入るまで何となく読みにくいです。この本は注釈や地図、系図が詳しく、何度も参照しました。エドワードやらヘンリーやら同じ名前が多いのでけっこう混乱します。戯曲に限りませんが、登場人物の多いお話は苦手になってきました。
シェイクスピアはフィクションも交えて描いているとのことで、まさにこの戯曲でリチャード三世の極悪人キャラが確立してしまったそうです。
お話は、王位をめぐって身内でも戦いに明け暮れる陰惨なものです。呪いをかけたり化けて出たりするシーンも見せ場でしょう。主人公が、えーいお前もお前も死刑!みたいな調子の、あっけらかんと開き直った?ワルであることで、むしろジメジメ感ばかりでない戯曲になっている印象です。