『津波てんでんこ』

山下文男著。副題「近代日本の津波史」。(2008年・新日本出版社) 
明治・昭和・チリの三陸地震、関東大震災、東南海地震、日本海中部地震などで発生した8つの津波災害を取りあげ、被害の概況や社会的背景、教訓を振り返るものです。

著者は、大船渡出身の民間の地震研究者。陸前高田で入院中、東日本大震災の津波に遭い、4階の病室で首まで水に浸かりながらもカーテンにしがみついて助かった方です。明治三陸津波で一族9人が溺死しました。昭和の津波にも遭い、家族を置いて早々に逃げた著者の父親を母親がなじったとき、父親は「なに、てんでんこだ」と応えたそうです。てんでん(こ)は東北辺りの方言で、「別々」、「それぞれ」という意味。津波の時には、てんでんに逃げないと助かるものも助からない。共倒れの悲劇を繰り返さないでほしい、と著者は切々と訴えています。

この本の口絵を見ますと、場所、時代は違えども皆同じなんです、東日本大震災の津波被害の写真と。家の土台らしきものしかない町(だったところ)。がれきに船が突っこんでいる光景。火の海になった町。同じ事態が数十年おきに繰り返されている。2代、3代経ると津波の体験は風化してしまうので、記憶をとどめるよう努力し続けないと「いつかまた、天地号泣するような大災害になる」。ああ、もう読んでいてとても悲しくなります。せっかくいったん逃げたのに物を取りに戻った、或いは誰かを探しに行った・防潮堤を過信していた・過去の津波体験を絶対視し津波が来ないと思った、等々の証言がのっています。また、車で避難することの可否や老人など弱者の誘導問題を普段から地域で十分に話し合っておくことの重要性も指摘されています。
この度の津波で有名?になった「此処より下に家を建てるな・・幾歳経るとも要心あれ」という石碑(宮古・姉吉地区)もちゃんと紹介されていました。昭和の津波の時に送られた義援金で、200くらい建てられた津波記念碑のひとつだそうです。

とにかく、(津波が来る地域では)地震が来たら「素早く立ち上がり、全力で逃げる」のが肝要。素早く、というのは、靴を履いている暇もない、他人を手助けする暇もない、ということです。たとえ小学生でも、それぞれ自力で、裸足でも一刻も早く逃げるよう日ごろから厳しく教え諭し、訓練すべき、とありました。さすがに原発への言及はないですが、津波悲劇に関してはひととおり触れられているのではないでしょうか。出版元で多少推測できるように、著者は、日本共産党中央委員会の元文化部長。せっかくの研究でも、この本を教材として広く配るにはもしかしたら難しい面もあったかなぁ、学校などの立場だったら。惜しいことです。

大地震はまた来る。私が気になるのは次の関東大震災。関東大震災では海・山双方の津波が来たのに、その記憶が風化しているのを著者は懸念しています。鎌倉、熱海、伊東等の観光地があるので、津波を語り難いのではないかと。
あと、東南海地震(1944年)で、時節柄、軍や特高による報道規制や隠蔽工作が行われ、津波などの被害が明らかにされなかった、というエピソードが気になりました。国をどこまで信じられるのかという問題は今でも変わらない。

そうそう、浦島太郎の話って古くからの津波物語より来ているのではないかという説があるそうです。海から帰ってみれば、「元居た家も村も無く、路に行きあふ人々は、顔も知らない者ばかり」ですから。
by itsumohappy  at 18:37 |   |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

『はじめての修験道』

田中利典・正木晃著(2004年)。
今月はじめに歩いた丹沢・大山三峰山は修験の道の一部でした。今でも丹沢では行者さん歩いているのかなぁ。あまり聞かないですね。本物の山伏を見たのは今まで3回くらい。高野山、祇園祭、男体山で。いずれも行事のときです。高尾では法螺の音だけよく聞きます。山伏衣装の、ぽんぽん(結袈裟)やお尻の毛皮(引敷)、印象的ですね。ぽんぽん付きの袈裟は天台修験ので、高いのは8万位するそうです。そもそもこういうファッションアイテムのそれぞれに、修験の深甚なる思想が表われています・・等々、修験道の歴史や世界観がわかりやすく解説されています。例えば、引敷(=獣の皮に乗る)には、煩悩を克服し、悟りに向かう、という意味があるそうです。

修験道を始めたと伝えられる役行者の教えは、「擬死再生」の厳しい修行によって精神を鍛え上げ、清浄な身体と心を得るというものです。神仏が坐す山に入り、人間を超えた聖なるものに触れれば、汚れは払われ生き返る。快適に過ごすことに慣れきって、身体も心も病んでいる現代人にも、修験の教えは生きますねー。
修験道は、日本の豊かな四季がはぐくんだ独特の多神教的世界観に基づいていますが、そのために、明治はじめの廃仏毀釈で大打撃を受けました。中世から続いた歴史がいったん廃れてしまい、後々、修行を再興したところもあります。  

著者は、金峯山寺で得度した方なので、大峯山奥駈の説明が詳しいです。大峯山脈の北を金剛界、南を胎蔵界と見るそうです。そして、そのような修行の舞台が、現在、乱開発や酸性雨など生態の変化により喪失の危機にあると懸念しています。
by itsumohappy  at 19:02 |   |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

日々のストレス・・

最近、通勤がストレスです。。以前は特別感じなかったのですが、日々の混雑ぶりに何だかもういやになってきたぞ。人間用の乗り物に乗りたいぞ。昨日は、秋葉で飛び込まれて、月曜朝からハイパー押しくら状態。人間て実によくつぶれることよ。朝、2,3分おきに電車出ているのに全然さばけない。いったん事故があると速攻で大混乱。

今日は、大雨でただでさえ気分が落ち込んでいるのに、朝からいざこざ。「傘が当たるんですけど!」「踏みつけないで!」「なんで謝らないんですか!!」「言い争いはやめましょうよ」「謝ればいいじゃないですか」「警察行きましょう」・・・ばっかじゃないの。よく男の人同士で言い争うのはたまにあるけど、今日乗った女性専用車両でもこんなです。
雨の日の混雑、多少の我慢は必要ですが、何かあったら、ごめんなさいでふつー済むでしょ。

あと30分早く起きれば少しは空いているかなぁ。普通に本広げて読める程度でいいのだけど。
今年の夏はね、イライラしたお客さま同士のトラブルが絶対増えるよ。JRはまだ自前の電気で冷房してくれるだけよいですが。
by itsumohappy  at 23:02 |  その他 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

皐月

皐月がちょぼちょぼと咲きました。隣同士の色が混じって、線が入ったりぶちになったりします。
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カルミア。なんかつまんない形。。
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アヤメはきれいな姿をしています。
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河原撫子の白とピンクがまじって、へんなのができた。
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濃いめのピンクが見ばえするかな。真っ白も増やしたいのだけど、生育不良なのかまだ姿が見えないです。
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アジサイの花がついてきました。
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昼過ぎ、気温が一気に上昇して苦しかったです。まだ暑さに慣れないですね。
まとまって降った雨のおかげで、涼しくなってよかったー。
by itsumohappy  at 17:40 |  花・木 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

お稽古

土曜日に月1回の稽古がありました。生徒は私ともう一人。
初炭を仲間がやりまして、あとは双方、茶通箱と入れ子点。いつも相伝の他に、炭と基本のお点前をします。
風炉になりました。炭もちっちゃくなった。稽古再開後、初の風炉です。3年ぶり位かな。

最近、長く座れないのです 途中でつま先立てたり、座椅子使ったり、動けずに固まったりで困ったものだ>< 体重を支えられないみたい><><>< 茶通箱は時間かかるので、びりんびりんになったーよ。だんだん、気もそぞろになっているのが傍からわかるので、座椅子はさんでおやんなさいって言われてしまうのです。。

入れ子点、いっぱい間違えてしまった。帰宅後、何だか疲れてしまって、頭もしびれて。・・けど、なかなか眠れない。濃茶2服で目ばっちりになってしまったのです。
今日午前中は、ほとんど気を失っていました。

by itsumohappy  at 16:56 |  その他 |  comment (5)  |  trackback (0)  |  page top ↑

今日の銘菓

仙台の銘菓、萩の月。
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有楽町阪急前の通路で、ワゴンにたくさん宮城のお菓子がのっていました。だんご、大福、ゆべしとどれも買いたかったけれども一度には無理だわ。。またにしましょう。

冷やして食べるのが好き。
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映画館のチケット売り場に行列ができているのを見ました。金曜日の銀座だよ。普通だったら当たり前だけど、久しくそんな光景見なかったから。なんか、少しうれしくなりました。
by itsumohappy  at 23:57 |  菓子 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

家畜を守った忠犬

福島原発20キロ圏内で保護されたわんこ。
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(「福島原発20キロ圏内 犬・猫救出プロジェクト」より拝借)

ある家の前を通った犬猫救出プロジェクトのスタッフが、そこの垣根の間から鶏などがいるのを見て、様子を伺った。鶏の死骸がないのを不思議に思って見回したところ、納屋で血を流している犬を発見したそうです。保護を知らせる張り紙をしておいたら、幸い、飼い主と連絡をとることができた。主は犬の様子を知らされて号泣したらしい

避難する家族の乗った車を途中まで懸命に追いかけた、この「ゴン太」。まわりをうろつく野犬化した犬たちと闘い、おうちの牛と鶏を守った。瀕死状態で救出されたあと入院、現在療養中だそうです。首や尻尾をたくさん噛まれており、手術が必要だとか。

「福島原発20キロ圏内 犬・猫救出プロジェクト」の記事に救出時の様子が出ています。

ゴーストタウンに、ペットのほか、何千頭の牛・豚、何十万羽の鶏がおいてきぼりにされて、どんどん餓死している。そんな死骸をあさる動物もいるでしょう。がれきの下には救出されないままの人たち。ホラー。進行中の究極のホラーです。いつまでこんな状態なんでしょう。
by itsumohappy  at 23:24 |  その他 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

銘菓

三陸の銘菓、かもめの玉子。
先日、田舎へ持っていく手土産を買いに銀座三越に行ったら全国銘菓コーナーにあった。
大船渡のさいとう製菓の、本社は津波で壊滅したけれど、主力工場は残って先月から生産開始。

職場でお土産として配られる定番ですね。かもめの玉子かー。(ありがちっ)とか思いつつも、ばくばくと食べます。これ嫌いな人いないと思います。たっぷりした大きさで、お茶にもコーヒー、紅茶にも合うし。

たまごがー
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ぱかっ。
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これからも、お店で見かけたら買います。
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by itsumohappy  at 00:12 |  菓子 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

日枝神社

お昼休み、たまには外に出ようと思って遠征しました。帰り道、溜池山王にある日枝神社でお散歩。
エスカーに乗っててっぺんへ~。大きな楠。緑が意外と多いのですよ。奥の平たい建物は官邸です。
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お正月にはこの敷地にぎっしり人が埋まるのですが、普段はこんなものです。ゆったりお参りできました。
鳥さんでも眺めようと思ったら、2つくらいあった大きな鳥かごが無い!いつの間に消えたのだろう。巫女さんに聞いたら、鳥は「協会」に返したそうで。ここでは天然記念物の何とかって鶏を数種類飼っていたのです。
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裏から帰ろうと思ったら通れない>< しばらくぶりに来てみると様子が違っているものです。
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by itsumohappy  at 22:07 |  その他 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

日光の写真(中禅寺湖ほか)

中禅寺湖とオオヤマザクラ。午後になると西から雲がどんどんわいてきて、一気に肌寒くなりました。
はじめて遊覧船に乗ってみました。・・寒かったです>< 
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男体山は方向によっていろんな形に見えます。
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白根山。手前は戦場ヶ原
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上野島。はじめて見た。
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八丁出島の際では、つりのおじさんたちがのんびりしていました。
縁にアカヤシオ。どうもごつごつしたところが好きみたいですね。
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中禅寺湖でも北側にはアカヤシオ見当たりませんでした。たぶん、北は石楠花のほうが多いのかな。
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ノスリでしょうか。
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華厳の滝。どばどばと流れて、どうして水がなくならないんだろう。
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華厳の滝を背に、絶壁を見ますとピンクがいっぱい。
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まんなかのくぼみ付近をアップ。
なんか、こんな暗くてぼけぼけの写真ではさえないんですけど、本当にすごいんだってば。
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いろは坂を下る際も上のほうの崖が一面ピンクでした。一人で興奮さめやらずバスに乗っていた感じ(^^;
下今市で途中下車して、お墓参りをしたあと帰宅しました。本物の自然の美に魅せられた一日でした。
by itsumohappy  at 21:43 |  旅行・山 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

日光の写真(明智平)

14日の写真です。アカヤシオというツツジ見物に行ってまいりました。例年ならGW頃見ごろらしい。天候が回復した金曜日に一気に開いたもよう。
明智平から所要約3分のロープウェーで展望台へ。中禅寺湖と華厳の滝です。
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南側の稜線にアカヤシオの帯がいくつもありました。実際に見ると、実に驚嘆すべき咲きっぷりなんです!今年は当たり年だって。地元のカメ爺さんたちが、続々と三脚かついで展望台からその先にあるお花見スポットまで向かっていました。
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展望台を下って登り返したところに、男体山とアカヤシオを一緒に写せる場所があります。
男体山の稜線と中央に白根山
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木によって微妙にピンクの濃淡が違います。
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あまりラッパ形ではない、ぱかっと平たい感じに咲きます。標高1,000m位まで行かないと見られない。その点、日光はお手軽に上がれるからいいです。アカヤシオは植栽に向かないツツジ。
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ピンクの帯。ロープウェーの乗り場の下からずっとです。手前のカラマツが芽吹いていました。
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昭和3,40年代くらいまで、日光の人たちの花見といったら桜ではなくてアカヤシオだったそうです。
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茶ノ木平から半月峠の展望台まで歩きたかったのだけど、一人だし遭難したら困る(^^;ので、明智平のバス停に戻りました。
いろは坂から眺めるアカヤシオ。ずーっと上までピンク。あるところには集中してあり、ないところには全然ないアカヤシオ。
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バスに乗って中禅寺に出ました。
by itsumohappy  at 22:43 |  旅行・山 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

男体山

早起きして日光へ行ってきました。雲が若干多かったですが、お天気に恵まれ、人も少なくてよかったよ。とりあえず日光の象徴、男体山の写真をば。

いろは坂から。
新緑が上ってきているのは1,100mあたりでしょうか。
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明智平から。
アカヤシオは栃木県花です。去年よりも10日くらい咲くのが遅れたそうです。
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遊覧船から。
手前の小島は、上野(こうずけ)島です。男体山を開山した勝道上人の遺骨が納められた塔があります。中禅寺湖は標高1,300m近いので、船に乗っているとけっこう寒かった。お山の芽吹きもまだ目立ちません。
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先週の連休中は、日光・鬼怒川方面はわりとにぎわって、渋滞したそうです。
by itsumohappy  at 23:23 |  旅行・山 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

『地獄門』

これははじめて観る作品です。やはりNHKで放映されたデジタルリマスター版です。修復の模様も紹介されていました。当時のスタッフが色味のアドヴァイスをし、仕上げました。何でも昔のフィルムの性質として、赤みが強く出るとか夜も昼も同じような明るさになるとかあるのですが、デジタル処理で夜のシーンをもっと暗くするなどの作業は行わず、多少不自然でも公開当時の色や明るさを尊重して修復したそうです。とぎれている音声は、同じ俳優の別のせりふの部分を取ってきて合成しました。

これも1953年の作品。この時代に、もうこれだけのものを作っていたのだから大したものです。お話は、荒法師、文覚上人の出家前のエピソードです。この中世のストーカーを演じたのは長谷川一夫。・・なんかこの方ころころですねぇ。もっとすらっとしているイメージがあったのですが。京マチ子はやはり独特なキャラクターで、この役はちょっと合わないように思いました。

さすがにアカデミー賞とっただけあって、衣装が美しい。寝殿造りの調度の色も印象的です。ものすごく面白い映画というわけでもないですが、最後まできっちり観てしまいます。
by itsumohappy  at 23:52 |  映画 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

『東京物語』

イマジカがデジタル修復した昔の日本映画がNHKで放映されました。録画して、久しぶりに観たよ『東京物語』。これはつらい映画なんだけど、観始めたらやっぱり最後まで観てしまった。つるつるのきれいな画面&音声になっていました。この映画のオリジナルは火災で失われており、デュープのデュープとかで上映されていたそうです。

1953年の作品です。戦後8年経ってだいぶ社会が落ち着いてきている感じがわかります。高度成長前夜を伺わせる場面もあります。それでも戦争の傷あとは人々の心にまだ生々しく残る時代。淡々とお話は進みますが、ちくちくと気持ちを突かれます・・。三男の存在など、忘れている箇所もありました。俳優の演技は下手なのか当時のスタイルなのかなんだか変です。東山千栄子が一番名演に思えました。笠智衆はもう半分惚けているようなよれよれ老人ですが、当時49歳。夫妻で、愚痴も言わずに、わしらええほうじゃよ、幸せなほうじゃよ・・と確かめ合うところが何とも泣かせます。

フィルムの修復についてですが、ぴかぴか画面が洗ったようにきれい。もちろん雨など流れないので却って不自然?という妙な感想です。
by itsumohappy  at 23:13 |  映画 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

二葉葵

賀茂別雷神社からやってきた二葉葵。何とか育っていますが、成長具合がもうひとつ。ちょっと乾き気味なのかなぁ。もう一鉢のほうは、葉っぱ1cm位の未熟児。今にも消えそうです。この鉢のでもお飾りはできない気がして、京都市とのお約束である賀茂祭への奉納は、今年は見送ることにしました。
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ピンクの小さな花が咲きました。おわんみたいですね。
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鉄線。こういう色のがいかにも鉄線って感じ。
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ウマノアシガタ。小さな花です。
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紫蘭。毎年まともに咲く蘭はこれと春蘭だけです。デンドロも胡蝶蘭もフウランも葉っぱだけ><
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久しぶりに通勤電車に乗ったらあまりの人の多さで疲れました。最近、よけながら歩くのが難しくって。みんないらいらしながら動いているし。はあ。
by itsumohappy  at 23:54 |  花・木 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

大山三峰山

7日、大山の北にある大山三峰山(934m)に行ってきました。3つの峰がぽこぽこしている、遠目にはなんてことない小山です。しかし、予想に反して山が深く、新緑の自然林が広がっていました。

雨予報ということもあってか、最寄駅からのバスに乗ったお山の人たちは10人もいない。スタート地点で降りたのは我々だけ。よほど人気がない山なのか?靴やズボンに、持参した塩スプレーや登山口に置いてあった山ヒルファイターを振りかけてスタート。気温低めではく息が白かった。

ミズナラ、ドウダンツツジ、モミ、ヒメシャラ、カエデ類の緑がきれい。
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道中、小さな祠がありました。
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昼前から霧雨が降ってきて、けぶってきました。やせ尾根のアップダウンを繰り返しました。
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椿がまだ残っていた。
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階段が多く設置されているなど、道はよく整備されています。
地味な頂上です。われわれの他に誰もいない。ヒルがくっつかないよう荷物の置き場に気をつかいます。
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アセビの大木が多かった。
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両脇が切れ落ちています。どんどん崩れている感じ。
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頂上付近では、ミツバツツジが咲いていました。写真ではあまりわかりませんが、もやの中で浮かび上がる緑とピンクが何ともよい雰囲気でした。
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気の早いシロヤシオ
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下りはほぼ雨。止んだかと思えばまた降ってきました。弱い雨だったので、まだ我慢できた。
沢沿いをずっと下っていきます。こういうところにヒルが多いので、そそくさと下りました。
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下り終わる頃に雨がやみ、うっすら明るくなってきた。まあそんなもんです。
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最後に林道歩きを1時間。道沿いにたくさんある卯の花が満開でした。
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この日、ルート上ですれ違ったのは下って来た単独の人だけ。あとは、大山から経由してきた2人組。こんなに人に会わない山は珍しい。土山峠から広沢寺温泉まで6時間位の歩きでした。温泉につかって終了。
すぐ目の前の景色しか見えませんでしたが、瑞々しさに囲まれた一日でした。ヒルがよけいかな。なぜか丹沢には沢山いるようです。幸い被害には遭いませんでした。
by itsumohappy  at 21:52 |  旅行・山 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

三渓園

5日、横浜市にある庭園、三渓園に行ってきました。ここは、明治・大正の実業家、原三渓の邸宅だったところです。お茶会その他で、もう何度となく訪れています。四季折々のお花がきれい。梅が一番有名かなぁ。
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杜若
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ここのメインの建物、臨春閣が公開されていました。徳川家の別荘を移築したものですが、原は、聚楽第の遺構だと信じていたそうです。
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建物は数寄屋造り。卍形の天井が面白い
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広間がいくつも連なる。床だけで2畳近くとっていて、当然床脇も広々。欄間についているのは本物の笛と笙。
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こっちの欄間には、公家が書いた和歌色紙
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園内には、草庵から三重塔、古民家、お堂にいたるまで15くらいの建造物が配されています。建物は、上方のお寺などから移築したものが多い。昔は、経済的に苦しいと切り売りしていたんですかね。取り壊すので原がひきとったというのもあるかもしれない。庭には、いくつもの灯篭のほか、上代の石棺などもあります。
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有楽斎が建てたという茶室。もともと三室戸寺にあった。
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この日は、一般向けのイベント茶会をしていました。小間なので、3時間先まで券が売れてしまっていた><
屋根に葉っぱがぶらーん。軒菖蒲です。菖蒲と蓬を組んだものを、5月の節句時に屋根に放って邪気を払います。
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蓮華院という建物の小間。二畳中板というのははじめて見た。原は、益田鈍翁や松永耳庵と並ぶ数寄者でした。自ら催した茶会の際、床に、東大寺三月堂の不空羂索観音が手に持っていた蓮華を飾ったから蓮華院て言うそうな・・って、その蓮華はどうなったのだ。。。
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睡蓮。夏はここで観蓮会が開かれます。
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休日でも比較的空いていました。客層は老年多し。静かでよいです。お弁当持って、一日のんびりできるところです。スケッチしている人たちもいました。
by itsumohappy  at 16:28 |  花・木 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

牡丹

およそ園芸植物で牡丹ほど華麗なものはないでしょう。黄色のが咲く頃にはシーズン終わりです。他にピンクや赤紫など3本あるのに葉っぱばかり。いつ咲くのかなぁ>< 
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石楠花の花つきはまあまあです。日当たりが良すぎて、葉が焼けてしまっています。
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海老根。今年はこれひとつしか咲かない>< 蘭でほっといても咲くのは紫蘭、春蘭だけ。海老根は消えはしないけれども、何だかどれも咲かなくなってしまった。機嫌がわるい理由は何だろう・・。
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by itsumohappy  at 23:45 |  花・木 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

卯の花

白いお花は今の時季らしくさわやかです。
卯の花。今年はたくさん咲きました。
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ニオイアヤメ
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鈴蘭
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小手毬
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鳴子百合
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ホウチャクソウ
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いつものカゴにいつものように入れてみた。
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湿度が低く過ごしやすい気候です。人ごみを思うと街中に出るのはおっくう。なかなか買い物に行けません・・
by itsumohappy  at 23:56 |  花・木 |  comment (4)  |  trackback (0)  |  page top ↑

鉄線

お花が一気に咲き出しました。
去年不作だった赤紫の鉄線がわんさか咲きました。ちょっとどぎつい色だなぁ。
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好きな花の色は、青・紫系、黄色、白です。青・紫系のお花をば。
藤。どっさり咲くので、この実が食べられたらいいのですが。
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都忘れ。どんどん減ってしまって。もう土が良くないのかもしれない。
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丁子草
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苧環。これも芝に食われてしまってやせたなぁ。
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姫シャガ。去年3つに分けたのですが、一鉢は死んでしまった>< 柔らかな葉っぱもきれい。
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今日は一日曇りですね。うっすら寒い。まだストーブしまえません。
by itsumohappy  at 11:56 |  花・木 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

鳴神山

4月29日、群馬県桐生市にある鳴神山(980m)に行ってきました。北関東の山々は、距離的には日帰りできるのですが、電車だとアプローチが苦しいので、バスツアーを数日前に申し込みました。普通ならもう埋まっていたでしょうけど、今は非常時なのでまだ空いていました。

連休初日の東北道は激こみ。佐野の手前あたりまで車で埋め尽くされていた・・あんなのはじめて~
先月、全線開通したばかりの北関東自動車道を通って桐生市へ。なんでも桐生で一番有名な山が鳴神山なんだそうです。
予定より1時間半遅れで登山口に到着。登る前からお腹が空いてしまいました・・食料を余分に持っていてよかったです。

杉の木立の中を進みます。石ころの多いちょっと歩きにくい道の脇に春のお花がいろいろ。
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ナルカミスミレ(かな?)一応この山で有名なお花のひとつ
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スミレは似ているのが多いですねぇ。葉っぱで見分けたりします。ピンクはアケボノスミレ(かな?)
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何かわかりにくいですが、カタクリ
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この山にしかないカッコソウを保護している場所。まだ咲いていませんでした。
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鳴神山は、山岳信仰の山で双耳峰です。頂上付近になってアカヤシオがちらちらと見えてきました。
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1時間半ほどの登りで13時に頂上に着きました。こちらは耳の片方の桐生岳
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どんどん雲が出てきて怪しい天気に。それでも多少遠くの山々が見えたよ。
真ん中やや左に男体山
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奥は袈裟丸山と皇海山。真っ白な武尊山も見えました。
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頂上付近にしかアカヤシオを見かけませんでした。 
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桐生岳のほうはやや終わりかけでしたが、隣の仁田山岳のアカヤシオは満開♪
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曇っていてさえないなぁ。でも見られてよかった。
昼食後、小雨がぱらついてきました。ほんと、山の天気は変わりやすい。歩きはじめはぴかぴかだったのに。
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奥は赤城山。行ってみたいなぁ。ここって大変なのかな。
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幸い、天候回復。南に下るに従って緑が濃くなってきました。ナラやドウダンツツジが多い林です。ヤマツツジはまだつぼみでした。
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朴(かな?)
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クロモジ
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ウグイスカグラ
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隣の吾妻山まで縦走できます。誰ともすれ違わず実に静かでした。
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ヒトリシズカとヤマブキ 
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最後に林道を下って終了。傾斜がきつくて、太ももにびしばしきました。おしまいの林道で足が痛くなることが多いです。4時間ほどの歩きでした。

ふもとの里山の緑がもやもや~。
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帰りの東北道はスムーズでした。行きの遅れを取り返して、予定通り終了。
↓周りの尊敬の目を集めていたよ。第13旅団。日本原駐屯地・岡山県。お疲れさまです。
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おみやげ屋さんがなく、桐生市内のスーパーで休憩。サンショウとコシアブラを買いました。
天ぷらにしました。うま。コシアブラってはじめて食べました。
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芽吹きどきの山は美しい。いろいろな緑色が生まれていました。ちょっと光が少なくて残念でしたけど、さわやかな山歩きを楽しめました~。
by itsumohappy  at 18:45 |  旅行・山 |  comment (4)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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