『四国八十八カ所 わたしの遍路旅』

石川文洋著。岩波新書のカラー版です。新書なので写真は小さいですが、歩き遍路(やってみたい・・)ってこんな感じよ、とおおまかに知るにはよいかな?と思って読みました。
著者は、ベトナム、カンボジア、ラオス、ボスニア、ソマリア、アフガン等々の戦場を取材した写真家です。2006年春・夏・秋にお遍路を計画し、歩き始めましたが、秋の旅の前に心筋梗塞で心臓がいったん停止(5回の電気ショックで蘇生!)。リハビリを重ねた後歩くのを再開して、結願(←ワード2003では変換しない。けしからん)したそうです。
生きていることに感謝し、ベトナムやカンボジアで亡くなったジャーナリスト仲間や著者の亡き父母らの冥福を祈りながらのお遍路記録です。

遍路道でのいろいろな人たちとの出会いや地元でのお接待、のどかな風景について主に語られていますが、それらの合間に、ベトナム近辺で亡くなった日本人ジャーナリスト15人のうち交流のあった12人に関する思い出が入っています。

なんらかの理由で、「シンドイことをしたい」とお遍路を始める人も多いようですね。途中、札所17周とか29周とかした人たちとも出会っています。いわばお布施(お接待)で生きる方々です。写真はやはり、お寺より、人々を写したものほうが印象的です。みな暖かく柔らかい表情です。

今は、旅館や民宿、ホテルに泊まるパターンが多いでしょうが、道の途中にも簡単な休憩所(バス停の待合室みたいな)があって、野宿のための毛布や布団などが置いてあるんですねぇ。
著者はカメラ機材のため約13キロの荷物でしたが、5キロまでが望ましいそうです。ふむふむ。
あと、順打ちでも何回か道に迷ったとあるので、超方向音痴の私にはこれは要注意事項!です。
by itsumohappy  at 22:03 |   |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

百日紅

遠くから見ると百日紅はなかなかきれいです。でももうひとつ風情がないせいかお花ではあまり使いませんね・・。
濃いピンクが多いと思いますが、うすピンクや白もある。白もなかなかよいです。紫とか黄色とかもあるといいのになぁ。
蚊が襲ってくるのでじっとして撮れなかった。
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今日は湿度が高く、また風がない日だったのでじんわり蒸されました。もう暑いのも飽きた。今年の紅葉は遅れるでしょう。葉っぱも傷んでいるかもしれない。
外が赤々となって明日の晴天もばっちり約束されました。ああ。
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by itsumohappy  at 23:49 |  花・木 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

『癩王のテラス』

昭和45年、45歳で死去した三島由紀夫が44年に発表した戯曲。図書館にあったので、前々から読んでみたかったこともありさっそく借りました。
昭和40年、三島がカンボジアへの旅で見た癩王の彫像より着想をえたお話です。その頃のカンボジアは内戦前ですね。

癩王が、バイヨン寺院を造ったジャヤヴァルマン7世なのか実際のところは知りませんが、いちおうそういう設定です。アンコールワットに見劣りしない大伽藍の建設に執心した若く美しい王の悲劇(でも、単なる悲劇で終わっていない)。

日本語が美しい。あと、「肉体」にこだわった三島ならではのラストが印象的。うう、あまりごちゃごちゃ感想を書くとねたばれになってしまいますので、作品に登場するモチーフの写真を貼ります~。
アンコールの遺跡は、独特な壮麗さがあります。作家ならさぞかし想像力をかきたてられたことでしょう。

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by itsumohappy  at 23:31 |   |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

近江などの写真 その3

伊吹山のあと、古戦場・関が原へ行きました。もうじりんじりんに暑かった。
田んぼが広がるのどかな光景です。向こうの山に徳川の軍がしかれました。
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こっちの山は石田光成の軍がいました。大一大万大吉が紋です。
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決戦の地という旗がはためいていましたが、何百年も経ってしまえば何だか想像しにくいですね。

次に郡上八幡へ。ちょうど踊りの期間中でした。7月中旬から9月上旬の間の32夜にわたって踊っています。 お盆の頃には徹夜で踊る!博覧館で踊りを2つ披露してくれました。ここの案内人からも、特別暑いこの夏に、遠くからこんな山奥へよくお越しいただきましたって言われたよ・・。
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宗祇水。15世紀、この地に滞在した飯尾宗祇が好んだという名水。宗祇は、郡上の城主で歌人でもあった東常縁より「古今伝授」を受けたそうです。
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やなか水のこみち 
町のあちこちに水が流れ、生活用水となっています。コップが置いてあって飲めます。
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いがわこみち   
町の人が当番で管理していて、清潔です。鯉が泳いでいました。
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新橋と吉田川。
ここの子供たちが、12m上の橋から下に飛び込むのが夏の風物詩らしいのですが、今年は死亡事故が起き、飛び込み禁止になっていました。事故は困りますが、何だかつまんないですよねぇ。すぐ下の水深は、7m(増水時は10m)あるそうです。
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水遊び、鮎つりなど町の人々に親しまれている川です。
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安養寺。とても立派なお寺です。門前に水屋がありました。
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「川が流れる山奥」というと涼しげなイメージなんですけど、山あいの町というのは暑いんですね。。空気の流れが止まっていて、歩いているとじんわりと蒸される感じでした。川遊びしていないとやってられないと思います。なので、踊りは夜8時からと決まっているそうです。

バス1時間ほどで名古屋です。あっというまに大都会に戻ってきました。お店をみる気力もなく、こだまに乗るまで、そばの喫茶店で涼んでいました。
しゃちぼんというシュークリームが何だか面白くておもわず撮ってしまいました。
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あと、噂に聞いていた縦ロールの名古屋嬢たちが行きかうのを見ました。
以上、関西はあまり夏に行くのは向かないなぁ・・と感じた2日間でした(^^;

by itsumohappy  at 23:54 |  旅行・山 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

近江などの写真 その2

21日も晴れ。伊吹山へ向かいました。お花あるかなぁ?と心配でしたが、夏の名残のお花と初秋のお花を見ることができました。以下、お花の写真です。

伊吹山は、滋賀県最高峰です。1377m。ドライブウェイで9合目(1266m)まで上がれます!
標高差100mちょっとのお山歩き。なんて楽なのだ♪
車道下りたところからなだらかな道を登っていきます。
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伊吹山には若狭湾や伊勢湾からの気流が入るため、1年の360日位は霧や雲に包まれているそうです。めったにありませんが、空気が澄んだ日は、槍穂、乗鞍、御嶽、立山、白山など見えるらしい。

お花があちこちに。
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夏はシモツケソウが主役。最盛期はさぞかしきれいだったことでしょう。
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ルリトラノオ。あちこちにたくさん咲いていました。
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クサボタンとアカソ
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ワレモコウ
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セリモドキとハクサンフウロ。イブキフウロというのを見たかったのですが、見つけられなかった><
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コイブキアザミとコオニユリ
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コウゾリナとフジテンニンソウ
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西側の道からだと40分ほどで頂上です。いろんな格好の人たちが登っています。
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カワラナデシコ。切れ込みが深いのでカワラナデシコとは違う感じだなぁ?と思いましたが、図鑑にはカワラ・・しか出ていなかった。
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トリカブトとタムラソウ
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アキノキリンソウ
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サラシナショウマ。山ではよく見かけるお花です。
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キンミズヒキ
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ススキの穂が出て、秋の雰囲気ですね、やはり。
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しっかしお花の写真てうまく撮れないですねぇ。
これらのほか、ヨツバヒヨドリやシシウド、ツリガネニンジンなどたくさん咲いていました。

ドライブウェイの途中で、なぜか谷のほうにカメラを向けている人たちをたくさん見かけました。イヌワシを撮るんだそうです。そうそうめったに現れないので、みなさん気長に待つんだって。

(続く)
by itsumohappy  at 23:43 |  旅行・山 |  comment (3)  |  trackback (0)  |  page top ↑

近江などの写真 その1

琵琶湖のほうへ出かけました。ツアー旅行です。
20日、こだまで米原へ。ひと駅につき2台追い抜かれるのね、こだまって。いつも京都まで、のぞみ2時間しか乗らないから各駅だとけっこう時間かかるなぁと感じました。

この日、曇っていたので動きやすいかも?と思いきや、下車したとたん息もつけぬような熱気に巻かれました・・。近江のバスガイドからは、暑いぃ~暑いぃ~関西へわざわざお越しいただいて・・との歓迎の言葉(^^;

米原からバス30分で彦根です。じりじりと照らされながら彦根城へ。
お堀のきわに「いろは松」が植えられています。人少ない・・。
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天守閣。関が原の戦い後、築城されました。 
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天守閣から見た佐和山。石田光成の居城がありましたが井伊家の所領となりました。
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琵琶湖。小さな島は竹生島。琵琶湖は、古代からある湖だそうです。湖の反射のためか、あたりは明るいですね。
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お堀。彦根城は、規模は小さいながらお城を構成する要素がいろいろ残っています。
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玄宮園。お城の側にある彦根藩の下屋敷。暴れん坊将軍とかのロケに使われている庭園です。
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井伊直弼。庭園には水戸市から贈られた梅が植えられていました。
明治の初め、傷心の彦根の人々は、北陸に行幸した明治天皇にお城を残すことを嘆願したそうです。
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埋木舎。14男だった直弼が、(まさかの)藩主になる前、埋もれ木のごとく暮らしていた場所。
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や~しかしはんぱじゃなく暑かったです・・。出番の日じゃなかったので、ひこにゃんに会えなくて残念>< 

近江八幡に移動。炎天下、町並みを歩き、資料館などを見学しました。
近江八幡は豊臣秀次が作ったところです。城下町は碁盤の目に区切られ、商人地区が作られました。
復元された八幡堀。琵琶湖を経由して北陸方面などとの交易が行われました。
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近江商人は、大阪・京都より西には行かず、関東・東北・北海道に進出しました。
古い町並みが残されています。見越しの松が中庭からのぞいています。 
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「西川のふとん」の西川宅
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建築家ヴォーリズは近江八幡でビジネスを行っていました。メンソレータムの近江兄弟社の設立にも関わった人です。
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近江商人の守り神、日牟礼八幡宮。立派なお宮です。
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中世の城下町の面影を伝える町でした。

秀吉ゆかりの地、長浜に泊まりました。琵琶湖に沈む夕日がきれいでした。
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by itsumohappy  at 21:40 |  旅行・山 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

『草枕』

夏目漱石作。もしかして読んだような、読んでいないような本だったので、男体山への修行に行くとき、電車の中で読もうと持っていきました。うすかったし。10ページ位読むうち、やっぱり読んでいないみたい・・と思いました(^^; 2,3ページごとに何だか眠くなってしまって、なかなか進まなかった。感想は・・・、うーん・・・よくわからない、困った>< なんか、ああだこうだいろいろ思索しているのですが、言葉遣いがですね、難しくって>< 

旅先の村のひなびた風情を楽しんでいる(たぶん)、画工たる余。芸術論をひとりぶっている。ときどき那美さんなる人が、神出鬼没で余をびっくりさせるようないたずら?をする。村の者が日露戦争に出征する。ストーリーがあるようなないような。猛暑のせいで根気も理解力もとんでいるのか、すぐに意味がとれない文章が続くともう面倒になってしまうのです・・。いちおう最後まで読みましたが、ぴんとこないお話でした><
by itsumohappy  at 23:30 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

ザ・カプセル

東京駅前のビル「オアゾ」1階の広場です。はやぶさくんのカプセルを展示しています。
何だか見世物小屋のような・・。私が寄ったのは7時近かった。時間的に並んでいるのは大人ばっかりですね。あまりの長蛇の列でかたまりましたが、20分くらいで小屋に入れました。

今日展示されていたのは、「インスツルメントモジュール」(小惑星のかけらを納めるためのコンテナをつけた容器)と「搭載電子機器部」。どちらも7年間60億km(ってどの位なんでしょう・・)の旅をしてきたものです。撮影禁止でしたので、みんな表看板をかわりに撮っていた。
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お客さんの誘導のため?、レストラン街の軒先にCGの想像図や写真などが並べてありました。その中の1枚。
はやぶさくんが地球にカプセルを送り出しているところ(CG)。
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JAXAがくれた絵はがき。大気圏に突入したはやぶさくんの火球です。オーストラリアで撮影された写真。
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カプセルは、ぴかぴかしてきれいでした。けっこうシンプルなものに見えましたね。こんな小さい装置がよく戻ってきたなぁと思いましたよ。
by itsumohappy  at 23:56 |  その他 |  comment (4)  |  trackback (0)  |  page top ↑

鷺草

もらった鷺草が咲きました♪
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ずっと昔、毎年育てていたのですが、いつの間にか消えてしまってそれきり。それほど難しくはないのだけれど、植え替え時のタイミングを間違えたりするとうまくいきません。蘭は全くの放置ではやはりダメになることが多い。

朝顔が咲き出しました。
切れ込みのあるひらひらした大輪です。全部この色・・。ちょっとつまんないかな。フェンスにいっぱい花がつくようにしたかったのですが、場所によって育ちがよくなくて>< この位置は、春のお花だとわりと一様に育つのですが、夏場は日照の関係でだいぶ差がつくようです。
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今、お花はこれらのほか、終わりかけの鹿の子ユリと槿があるだけです。
by itsumohappy  at 23:11 |  花・木 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

訪問者

玄関の段差をものともせずやってきた。明かりに集まるカナブン?をとっているみたい。たくさん飛んでいるので、いれ食い状態。悠長にお食事できます。たぶん。

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扉に当たるんですけど、ぶつけても全然動きません。
梅雨の頃は一度くらいしか姿を見せなかったのに・・。
by itsumohappy  at 23:58 |  その他 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

鈴本夏祭り

久々に鈴本行ってきました。3年ぶりくらいかなぁ。夜の部のメインは、さん喬と権太楼で、交代でとりをやります。今日はさん喬がとりで「百年目」。権太楼は「青菜」でした。どちらも落ちはたいしたことないですが、演技を見ているのが面白い。今日は、「百年目」までには笑い疲れて集中力が落ちてしまいました(^^;
by itsumohappy  at 23:55 |  その他 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

Let's GO

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捨てられるので持って帰った。ボケ防止にGOもいいんじゃないかと思って・・。
折りたたみの碁盤です。碁笥ってかわいい形ですね。
文に全てふりがなのついた、イラストいっぱいの本を買ってきたのでお勉強します。・・いったい私でもわかるのかなぁ。
by itsumohappy  at 23:22 |  その他 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

『牛を屠る』 

佐川光晴著。現在は文筆業をしている著者が、1990年から10年余の間、牛などの屠殺に従事した頃の体験を綴ったエッセー。
著者は北大卒後、出版社で働きましたが、1年で退職。建設現場でありきたりの肉体労働をするうち、「おいそれとは身につけられない仕事で鍛えられたい」と思い、大宮食肉荷受株式会社(現:さいたま食肉市場株式会社)に就職。事務部門で働けば?と同社の人に言われたのを断り、「おめえみたいなヤツの来るところじゃねぇ」と現場の人に怒鳴られながらもその現場を選んだ、とあります。子どものときから「企業はいざとなるとなりふり構わぬ行為に及ぶことを見聞していた」(著者の父親は、勤め先であった学研との裁判闘争に長年費やし、会社による暴力事件で病気にもなった)ため、組織や権力に対する不信感のようなものが背景にあったようです。
  
生まれてから一度も刃物を研いだことがない著者が、ヤスリとナイフを自在に扱って牛・豚を枝肉にする作業を一人前にこなせるようになるまでが記されています(今はオンライン化が進み当時とは手順が異なっているらしい)。
家畜をつぶしているところなど見たことない私には、時には500キロを超える牛をどうやって屠るかなんて想像つきません。おおまかに当時のその作業は、この本によれば、牛の場合、ガス銃で眉間を撃ち、脳と脊髄をつぶして反射運動しないようにしてから頚動脈を切り、皮むきし、足首を切って内臓を出す、という流れです。

食肉でもハンドバッグでもお店ではきれいに並んでいますが、そうなるまでには、はじめに血みどろの過程が必ずある。機械で全てこなすことはできません。

関東には、芝浦にも食肉市場があり、ブランド牛は芝浦で解体される一方、酷使されてガタガタになった牛は大宮に持ち込まれます。
著者がいた大宮の食肉市場の建物は、昔と違って現在は銀色の壁にしっかり覆われ、牛の姿も見えない、声も聞こえないそうです。今やその市場の周りにどんどん立った高層マンションに住む方々にとってはそのほうがいいし、私が住人だったら、やはり、建物に入るのを嫌がって暴れる牛が見えるより見えないほうがいいです。でも著者は、あたかも何事も起きていないかのように全て隠してしまって、本当にそれでいいのだろうか?と問いかけています。

著者は誇りを持って仕事にうちこみ、周囲からも一目置かれる存在になりました。しかし、不妊症と診断されたとき、日常「屠殺」しているからではないかと苦しみ、治療の結果子供ができれば障害がないか心配し、そしてそんな「偏見」にとらわれて悩む自身を情けなく感じたと書いていて、印象に残りました。
「屠殺」ってワードでは変換候補に出ませんね。
by itsumohappy  at 23:20 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

男体山登拝 その3

下りと下りてからの写真です。
志津小屋方面を下りました。表側と雰囲気が違って、針葉樹の香りただよう静かな道です。
石楠花の葉っぱがきれい。お花の時期はきれいでしょう。
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太郎山から女峰山までのファミリー連山は、ほとんどガスに隠れていました。
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戦場ヶ原方面。奥の白根山もガスの中・・
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山の端があちこちで崩れていました。あ、霊峰なので、崩れではなく薙といいます。
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針葉樹の自然林を下りていきます。けっこう急。
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コメツガかなぁ。
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9時過ぎに二荒山神社志津宮まで下りました。そばには無人の小屋もあります。
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志津小屋から先が本当の修行かと思うくらい約2時間の長い長い裏男体林道歩き。そのため、志津側に下りたのは他に1パーティーしか見かけませんでした。舗装路はただでさえじんじんする足に響きました。
カラマツの林です。なかなか雰囲気の良い林道ではあるのですが。
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お昼にやっと光徳に着きました。
ホザキシモツケ(穂咲下野) 
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あちこちでわんさか咲いていました。でも日光以外には北海道と霧が峰しかない珍しい花です。
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キツリフネ
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バスで山内(市内)に下りました。御本社にお参り。杉の大木を見ていると神域だなぁと感じます。
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境内に咲いていたヤマユリ
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講員の優待で、境内の神苑と神橋を見学しました。
杉の大木があちこちに。
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霊水もあります。
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いつも道路からみる神橋ですが、今回はじめて渡ってみた。
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お財布にでも入れて下さいと言われた講員証。ちゃんとお財布に入れました。来年6月末まで、これを見せるだけでまた登れるわけですが・・(^^;
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何十回となく下から眺めていただけの男体山を初めて登ることができて満足。しかし、今回、男体山のお姿をちゃんと見ていない気が・・。山内からでもガスで見えませんでした。まあこのたびは多くは望みません・・。
日光はいいところだな~と行くたび思います。箱庭の美しさだけでなく、昔の人々の息づかいが感じられます。
お守りのおかげで無事帰宅できました。
以上、男体山などの写真でした。
by itsumohappy  at 23:38 |  旅行・山 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

男体山登拝 その2

3グループ目くらいに登拝門を通っていよいよ男体山に登り始めました。初めの頃はずっと渋滞です。風のない日だったので、人の熱気がこもって日光らしからぬ暑さでした。
3~4合目は林道になり人も少し散れました。林道といっても山体の崩壊を防ぐ工事用の道で、他の部分は通れません。登っていくうちにぼんやりと中禅寺湖の姿が見えました。
4合目には1時半頃到着。陸上自衛隊や赤十字の方々が待機。出店もありました。
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次第にごろごろ石が多くなり、足がうまく上がらない>< 落石のため、ルートも昔と変わっているところがあるそうです。道はよく見えないし、ひたすらひたすら上がる感じで、まさに修行でした。7合目から7.5合目は長く感じたなあ。最後はよつんばいモードになりながらへたへたと歩きました。ごろごろ石の道を過ぎると多少楽になります。4時くらいになると明るくなってきて、鳥も鳴き始めました。
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9合目には4時半ごろ着きました。
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道の左右でぐったり休んでいる人たちも多かった。日の出を前にしてこのあたりでもたもたしている人たちは、私も含めけっこうへろへろ。ろっこんしょうじょう、とつぶやきながらとぼとぼ行きました。08019gokeshiki.jpg
止まったら動けなくなりそうなので、亀の歩みです。そのうちガスが上がってきてあたりは真っ白。これじゃぁご来光見えないねぇ・・とますますゆっくりモードになりました。
赤い土がいかにも火山の雰囲気です。根元の土が落ちて木が傾いている景色があちこちに。
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山頂直下に来たら、見えないと思っていた御来光が、ベールのような雲を通して見えました!幻想的な雰囲気でした。
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登頂は5時ごろ。早い人は1時間半で着いたそうです。日の出まで何していたんでしょうねぇ。
奥宮でお参り後、お守りやお札を購入。
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二荒山の神です
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刀のあるところが一番高い。2,486mなのでじっとしていると寒かった。
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登ったこと自体に満足して、周りの声を聞いてはじめて下の景色が真っ白であることに気付いた(^^; 見えなかったせいもあり、太郎山神社方面に行くのを忘れてしまいました。太郎山神社付近は遺跡があり、奈良時代の銅鏡や印が出土しているそうです。
山頂で残念だったのは、霊峰にあるまじきトイレの惨状でした・・><

(続く)
by itsumohappy  at 23:11 |  旅行・山 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

登拝講社大祭

男体山に行ってきました。日光の二荒山神社中宮祠の最大のお祭りである登拝講社大祭(7月31日~8月7日)の期間中は、夜間の登拝ができます。男体山はご神体なので、登山ではなく登拝です。今年は初日が土曜日だし、前々から気になっていたこともあり、参加してみました。

8月1日午前0時開門なので、あまり早く着いても時間持て余すし、かといって真っ暗ないろは坂を登るのはいやだし・・、ということで昼過ぎに家を出ました。
16時ごろの浅草発快速に乗る人はやはり少なく、のんびり寝ていこう・・と思いきやえんえんとおしゃべりしている仲良し男子高校生に阻まれた>< 車両を見回してもリュックの人は5人くらいしかいませんでした。

18時半ごろ日光着。すごく寂しい雰囲気・・。昼間じゃないと全く活気がなくなってしまいます。
うすら黒い雲がただよいお天気が心配でした。
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東武は観光バスみたいな立派な路線バスを走らせていますが、乗客は地元一般人1人と私を含めたお山関係3人のみ。この時間帯だと1時間に1-2本程度しか中禅寺方面のバスはありません。普段はカラでいろは坂を走っている時もありそうだなぁ・・と感じました。

中禅寺に着いたころには男体山も中禅寺湖も闇にまぎれてよく見えず。あたりはほとんど誰も歩いていません。中宮祠までとぼとぼ歩くうち、やっとお囃子が聞こえてきました。
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二荒山のサイトに、大祭期間中、講に申し込むとご内陣拝観ができるとあったので、お札を売っているところで聞いてみると、神職の方が、ん~~もう終わっちゃったかもしれない、ちょっと待っててね~と。しばし待っていると、どうぞ~と受付けて下さいました。すごく鷹揚です。2千円と3千円コースがあり、お札が木か紙かの違いです、と説明され、2千円コースを選択(^^;

住所など記帳後、昇殿して、並ぶ椅子のどまんなかに案内されると祈祷が始まったのでびっくり。こより?を精緻に編んだ輪(名称不明)を首からかけてお払いを受け、唱え詞をあげ、玉串を捧げ、お神酒を頂き、と私1人のために3人がかり・・。中を拝観してお札を頂く位かと思っていたので動揺しました。玉串はヒノキでした。サカキは日光で育たないらしい。

ご内陣には、にじって唱え詞の紙を口に挟んで(息をもらさないようにするため)出入りします。
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御神像が三体おわしました。あまりこういう行事は他所にはないそうです。お守り、お札、しゃもじ、お供物、1年間有効の講員証を頂きました。
ちなみに、一般登山客は門前で登拝の申し込みをします。お祭り期間中は千円。普段は500円です。この時期に限っては、講に入るほうがご利益ありそうでいいかなと思いました。
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拝観後、奉納深山踊りを見ながらおにぎりの夕食。
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中禅寺湖で奉納花火。20分間位の短いものでしたが、湖面に光が映ってきれいでした。左右からも横っ飛びで放たれ、なかなか見ごたえありました。
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22時くらいで、20人程度しか門前にいませんでした。皆さんじっと腕組みをして精神を集中するかのように待っていました。なかなか人増えないなーと思っていましたが、23時を過ぎると続々とわいてくるようにあちこちから集まってきました。ほとんどの人が車で来たようです。中で仮眠もできますしね。
開門前、境内は人で埋め尽くされました。去年より千人多い2,500人が参加したらしいです。
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日光修験ほか講で来ている方々。これで弁慶がしょっているみたいなの使っていればもっと最高なのですが、まあ危険ですからね・・。皆で錫杖?を打ちながら般若心経を唱える姿は迫力ありました。
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0時の号砲で開門。ほら貝が鳴る中、白装束の方々を先頭に、数十人ごとにロープで制限されながら続々出発です。独特の雰囲気でした。警察、赤十字、自衛隊が要所要所に出動していて、事故のないよう注意が払われています。
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幸い雨も降らず、寒くもなくてよかった。というか、何だか人の熱気で風も通らず暑かったです。道は渋滞し、かなりのゆっくりペース。私にはありがたかったですが、待ちきれない人々は、両脇から駆け上がるように行きます。でも暗いし険しいところが多いので、追い越し続けるのは難しい。だいたい危ないですよねえ。
神社側から男体山を上がるのは楽ではありません。標高差1200位を直登一気!です。夜中に山歩きなぞしたこともなく、頂上まで本当に行けるのか不安でした。首から下げたお守りに触れながら歩きました。

(続く)
by itsumohappy  at 23:47 |  旅行・山 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

帰ってきた。

とにもかくにも修行を終えて、無事帰りました。オールナイトということもあり、いつもと疲れ具合がちょっと異なります。ごまかしながらはいている靴も、こういうときはやはりごまかしきれず、足が痛くなってしまった><
心配していた雨、雷に遭遇しなくてよかったです。
by itsumohappy  at 23:40 |  旅行・山 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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