所感

ここ2週間、特に初めの頃は、なんともいいようのない日々の連続でした。いろいろ重なって、自分たちが思うように動けなくても親類その他が何かと助けてくれました。例えばこれまで会ったこともなかった父のいとこ達(上は89歳から下は43歳まで)。昔は兄弟が多かったから非常時?には助かりますね…。最長老の89歳は、徴兵検査で筋肉薄弱につき第3乙種だったから生き長らえたと私に語りました。43歳のほうの父親は10年位前に早世。その私の大叔父は、私の父にとっては年下の小父さんでした。

ある瞬間を境に、当たり前に続いていた生活が一変するんだな~としみじみ思います。人生、ずっと楽しいこと・面白おかしいことだけを、自分のやりたいことだけを考えて暮らしていきたいけど、もうそういう季節は本当に終わったことをいやでも認めないといけません。無常とか禍福とか愛別離苦とかそんな言葉は読み物にある世界だったけどね。

やりつけないことが続いても、できるだけ今までしてきた行動は保つようにしたいです。すなわち、新聞を毎日読み、通勤で本を読み、TVニュースやスケートを見、時々お掃除する。ブログ等も書きます。というわけで、引き続きよろしくお願いいたします。
by itsumohappy  at 12:11 |  その他 |  comment (4)  |  trackback (0)  |  page top ↑

奇妙な落ち着き

壁のこちら側では、映画「おくりびと」のような世界が展開されているのに、壁の向こう側では、小学校の子供たちのはじけるような遊び声が聞こえてくる。壁を隔てて日常と非日常が同時にある。不思議だなぁと一歩離れたようなところで、冷静にぼんやりという矛盾しているけどそれ以外に言いようがない気分で過ごす。自分の奇妙さがなんだか気味悪い。感情がなくなってしまったかのように思える。
by itsumohappy  at 23:35 |  その他 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

別れ

昨日と今日とでは世界が変わってしまいました。悲しみより戸惑いがまさっています。
日常と非日常の逆転に、言葉では言い表せない不可思議さを感じています。まさに無常です。
もういろいろ考えても取り返しがつかない、考えたくないけれども、きっと何度も何度も同じことを考えることでしょう、生涯。これは罰なんだと思います。とりあえず今はあまりの現実感のなさに気持ちの整理ができないでいます。
by itsumohappy  at 23:35 |  その他 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

『静かなる男』

ジョン・フォード監督作品(1952年)。
500円DVDに入っていた2作品のうちのひとつ(もう1作品は『わが谷は緑なりき』)を観ました。約130分と比較的長い。かなり牧歌的で善良なつくりのせいか実際はもっと長く感じました。アイルランドの風景、伝統に親しむコメディ?でしょうか。のんきな時代のゆるく楽しい映画。なんかよくわからない感想ですが。

ジョン・ウェインて味わいのない俳優です。ウェインと闘う役のヴィクター・マクラグレンのほうがよっぽど面白い。同じアイルランドものなら、フォードの作品でマクラグレン主役の「男の敵」(これもアイルランドもの)みたいな、緊張感漂うドラマのほうが私は好きですね。
by itsumohappy  at 23:54 |  映画 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

『日本百名山』

深田久弥著。
ほとんど行ったことのない場所の話を読んで面白いのかなぁ?と思って読んでいなかったのですが、とうとう?読みました。意外と面白かった。内容ばかりでなく、文体でしょうか、なんか読ませるものがありました。

「…この山の無尽蔵ぶりは、まだ大部分がアンカットの厖大な書物のようなものである。その分厚な小口を見ながら、これからゆっくり読んでいく楽しい期待がある…」(御嶽)といった表現は、今の書き手にはできないですよね。あと、文にそこはかとないユーモアがあります。朝日岳で一面に咲くエーデルワイスを「牛にでも食わせたいほどの繁茂ぶり」なんて書いています。

山容のみならず、歴史的考察を背景に、山名にすごくこだわっています。「後方羊蹄山」(しりべし山)なんてあるので、前方羊蹄山があるのかと思いました。「羊蹄山」は略した呼び方だそうです。
また、「常念坊」(常念岳)、「尊仏」(丹沢)という言葉を私は現地で見て、何だろう?と思っていましたけど、これらも解説されていました。

全篇を通じ、日本人が昔から名山を畏怖し、山の神々をあがめていたことがよくわかりました。山も叙位されていたなんて知らなかった。で、山が爆発すると鎮めるために位が上がったんですね(鳥海山など)。

この本が出版されたのは1964年ですが、戦前の山登りの様子が書かれていて興味深かったです。尾瀬の小屋付近で「摘んできた行者ニンニクを腹一ぱい」食べたとか、燃えるような「代赭色」の尾瀬ヶ原に感動し、1週間尾瀬にいても他の登山者に会わなかったとか書いています。大正15年頃の話。登山路を探し求める苦労も多かったろうけれど、その辺の草採ったりして楽しみながら(^^;;、喧騒とは無縁のぜいたくな山歩きをしていました。

紹介されている山々で、名前がいいなーと思ったのは、雨飾山、皇海山、瑞牆山。名前を以前からよく知っている山を除き、この本読んで行ってみたいなーと思ったのは五竜岳です。
by itsumohappy  at 22:42 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

山茶花

今日は暖かくお昼はぽかぽか。電車は冷房が入っていました。
気分転換に遠征して公園散歩。

今は山茶花の花が見ごろです。けっこう大木になりますね。
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こちらは八重咲きの山茶花です。白いようなピンクのようなお花。
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桐の実です。大木で私のカメラでは全然焦点が合いません・・
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マテバシイとスダジイ。どっちも椎です。どんぐりの形は違います。
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楓の色づきはまだまだ。
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ずっとこういうあったかい日だといいなぁ。
by itsumohappy  at 22:29 |  花・木 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

新しいコンパス

地図と方角が苦手で苦手で苦手で苦手で、お山でも、ただ持っています状態なのですが、このたび新しいコンパスを買いましたぁ。職場や家の近所の地図で練習ですかね。また職質されたりして。

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by itsumohappy  at 23:32 |  その他 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

『茶道をめぐる歴史散歩』

井上辰雄著(09年5月 遊子館)。著者は歴史家で、筑波の名誉教授です。

お茶に関係した土地への紀行だと思って借りましたが、そうではなく茶道をめぐる歴史エピソード集って感じです。お家元の推薦文にあるように「茶道百話」ですね。見開き2ページにお話がひとつずつ載っています。適当なページを開いて読んでもいいスタイルです。

取り上げられているテーマは、喫茶のはじまりや茶道具、茶室のことから栄西、明恵らお茶を伝道した人々、お茶に励んだ大名、利休と利休をめぐる人々のことなど。人に関するエピソードが多いかな。

『南方録』の南方は、陸羽の『茶経』にある「茶は南方の嘉木なり」という文から来ているそうです。また、今日庵(裏千家)の今日は、宗旦のエピソードによるものです。宗旦が、参禅の師匠清巌和尚を茶に招いたが、師を待てども来ないので、宗旦はいったん外出した。その間にやってきた師は「解怠比丘、不期明日」(怠け坊主でも明日命があるかどうかはわからない)と書き残して帰った。宗旦はこれを見て、「ただ、今このときが大切である」と悟った。…ってなんだかわかるようなわからないような・・。招いたのに、いつまでたっても来ないお客からあまりいろいろ言われたくないぞ。なんて思う私は修行が足りない。ちなみに、不審庵(表千家)の不審は、不審者の庵ではなく、つまびらかならずの意味です。謙虚に稽古に励みなさい、という精神を表した言葉のようです。

お茶の席では和合、融和が大事。しかし、求道の精神がないとお茶を極められない。言うのは簡単ですが、実際には難しい。お茶のお稽古は生涯続けるものでしょう。完璧なお点前をしながらお客さんと和やかにお話するとか、私は一度もできたことなかったです。
by itsumohappy  at 22:15 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

『シネマの名匠と旅する「駅」』 

臼井幸彦著。副題「映画の中の駅と鉄道を見る」。(交通新聞社新書(2009年))
著者は、国鉄・JR北海道のエンジニアだった人です。「交通新聞」に掲載していたエッセイを加筆修正してまとめたという新書です。

米・仏・伊映画を中心に(もちろん邦画もあり)、「舞台装置」としての駅が出てくる作品を選択して解説するスタイルです。確かに鉄道や駅は、飛行機・空港に比べてずっと旅情がありますから、映画に出てくる回数も多いでしょう。紹介されているなかには有名な大作もあればかなりマイナーな作品もあり。タイトル見たときはけっこう面白そうな本だと思ったのですが、意外にそうでもなかった。観ている映画でないとぴんとこないうえ、観ていても駅のシーンをそれほど覚えていない、というのもありまして。

取り上げられているなかで、登場回数の多い駅は、邦画で上野、大阪、東京駅。まあそうでしょう。外国映画では、北駅・サン・ラザール駅(パリ)、ペンシルベニア駅(NY)、ミラノ中央駅、ユニオン駅・ラサール・ストリート駅(シカゴ)、テルミニ駅、そしてだんとつ多くてリヨン駅。私が実際見たことある駅は北駅とテルミニ駅くらいでした。

解説があるうち、鉄道とからめた部分で私がわりと覚えていた映画は、「お熱いのがお好き」「ドクトル・ジバゴ」「ジュリア」「さよなら子供たち」あたり。解説のないものでは、黒澤の「天国と地獄」、仏?映画「離愁」(原題はずばり“LE TRAIN”)などが印象に残っています。

黒澤「白痴」の札幌駅はなかなかよい建物です。3代目の木造駅舎で明治41年の建築だったとか。あと、「野良犬」の闇市シーンは京浜工業地帯にある国道駅の高架下で撮影されたそうです。

内容と関係ありませんけど・・「悲情城市」の解説で「内省人」という言葉が出てきますが、「本省人」でしょう、たぶん・・。
by itsumohappy  at 23:57 |   |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

奥多摩の写真

1日、奥多摩の日原にある山林を歩いてきました。日原渓谷沿いの小川谷林道脇から上段歩道経由で材木小屋尾根、タワ尾根の篶(スズ)坂ノ丸、金袋山、人形山を廻ってもとに戻るコース。地形図では、ルートどころか山や尾根の名前も出ていません。道標のないところははじめてでした。踏み跡をたどり、ところどころ道なき道を進みます。何だか落ち着かないですが、コンパスと地図をきちんと使えれば、自然の中にそっと静かに身を置くような本来の山歩きを楽しめると思いました。今回はもちろんガイドさんの後ろにくっついて歩きました。登りで出会ったのは老夫婦1組だけ。意外に山は深く、聞こえるのは沢の音、木の葉やどんぐりの実が落ちて地面に当たる音、我々が落ち葉を踏みしめる音位でした。

山の作業道を登っていきます。登り始めの頃は比較的明瞭。
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展望はあまりなく、時々木々の間から近くの山が見える程度。
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材木小屋尾根付近。広葉樹の自然林は幹の姿も風情があります。
ミズナラの大木がところどころに。↓真ん中の木でも大人4人でやっと囲める幹周り。
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篶坂ノ丸のあるタワ尾根に上る直前は少々急登あり。山肌はずっと葉っぱがふかふかに積もっていて、歩きやすいような歩きにくいような。ポールで体を支えながら登りました。

篶坂ノ丸(1456m)
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付近はミズナラのほかダケカンバも多かった。このあたりの木々は落葉していて、落ち葉のベッド状態。体が沈む感じでした。篶坂ノ丸で、ウトウノ頭に向かう5、6名のパーティーとどこからか走ってきたトレイルランナー1人とすれ違いました。
数年前まで篶竹(スズタケ)がたくさんあって藪こぎで歩いたそうですが、みな枯れてしまったとか。
篶坂ノ丸から金袋山(1325m)へと下っていきました。

金袋山。山といっても丘陵地帯みたいで、どこがピークかよくわかりません。木に一応山名の小さなプレートがくっついていますが、ちょっと気づかないなぁ。
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人形山(1176m)付近が黄葉・紅葉がきれいでした。色を散らすような感じ。自然の配色ってこんななんだ~。
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人形山下の平地にあるミズナラ。これは幹周り6.5mだそうです。樹齢は推定800年。ちょっと異様な姿です。曲がって生えているのは、地すべりで上からやってきたためという説あり。
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人形山東尾根を下山。歩行時間は約5時間でした(取付き場所からの時間)。予報どおり、夕方近くには曇ってきました。

鍾乳洞付近から見る山の景色
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ガイドさんにポールの使い方を教わり、少々心配だった腰も問題起きませんでした。ただ、ポールの重さ分だけ?いつも大量に持っていっているおやつを減らしたら、この日に限ってやたらお腹が空いてしまい、食糧不足に陥りました・・。
今日は太ももがちょっと筋肉痛です><
by itsumohappy  at 23:52 |  旅行・山 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

奥多摩の自然林

ポールを2本かついで奥多摩行ってきました。晴れて暖かく、林の中でのんびりできました。
とりあえずの1枚です。水源涵養林になっていて、お山の仕事をする人たちが歩くような場所だそうです。なので、矢印などの指導標は全然ありません。ガイドさんについて歩きました。

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途中で会った登山者は10人だったか・・。あたりは本当に静かでした。
by itsumohappy  at 22:14 |  旅行・山 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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