『夜想曲集』

カズオ・イシグロ著。副題「音楽と夕暮れをめぐる五つの物語」。

イシグロ初の短編集だそうです。イシグロの作品は出るとつい気になって読みます。前作『わたしを離さないで』(05年)はあまり気分のよい話ではなかったですが、今回は日常生活における男女のすれ違いなど言ってみればありふれた題材がテーマで、まあ安心してささーっと読めます。それぞれのお話は、イシグロらしく静かで、何かが起きるような起きないような、どことなく寂しい気分になるようなものです。

最近は内容にしてもボリュームにしてもずっしりとくる本を読んでいません。何か読んでいてもあまりあとに残らないものばかり。読んだあとしばらくその世界から抜けられない、なんて本はないですか~。
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紅葉だより

今年の夏は無かったよな~と思っているうち、一気に秋本番に突入です。
毎日新聞社の紅葉だよりのコーナーにある涸沢の写真、撮影日27日です。その1週間前は遠目には普通の緑に見えたのに、この変わりよう・・。

日光・奥白根や竜頭の滝、那須岳、乗鞍岳、尾瀬などどんどん見ごろになってきているようです。あちこち行きたいけど、休日はものすごい混雑なんだろうなぁ(--)
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『グラン・トリノ』

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イーストウッド監督の新作です。レンタル開始となったのでさっそく借りてまいりました。
グラン・トリノは車の名前です。車が重要なモチーフのひとつとなっています。

鑑賞しながら、イーストウッドのかつての作品『許されざる者』を思い出しました。虐げられし善人を救うという話が共通しています。『グラン・トリノ』は現代の西部劇。さわやかな結末とはいきませんが、まあ本当によく練られて作ってあると思いました。イーストウッド氏は、自身が画面に登場するのはこの作品が最後だと語ったそうです。あっぱれな最後の姿でした。
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お山の写真 その2

20日朝、4時半に満天の星の中を出発しました。
そろそろ日の出。左は八ヶ岳。富士山の右は南アルプスです。甲斐駒、白峰三山、塩見、荒川三山など。
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6時ちょっと前。西側に少し日があたってきた。槍沢はまだ雲におおわれています。
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常念岳(奥)はどっしりしていますね。目前に見えてこれがなかなか到着しない、上がったり下がったり岩ごろごろだったりして。
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蝶ヶ岳方面。この尾根をずっと歩いてきたんだよ。
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常念岳(2,857m)頂上。けっこう狭いので人が多い中を移動するが怖かった。
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頂上からの眺めはそれはそれはすばらしかったです。
右手前に横通岳、その後ろは燕岳。左手前は大天井岳、真ん中奥は、立山三山と剣岳。
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右は水晶岳かなぁ。
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ごろごろ道を下り常念小屋へ。予想以上にかなり時間がかかってしまい、大天井に進まずここで泊まることに。今年は小屋開設90周年だそうです。
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小屋はこんでいました>< 食事6回戦、一畳2人。お部屋でごろごろしていたらほっぺたを虫に刺された>< 宿泊者は水が無料でした。お茶などもたくさん頂きました。あったかい飲み物っていいなぁ。この日もあまり眠れなかったです。

21日は一の沢に下山。沢沿いの気持ちのいいコースです。晴れ続きなのにところどころ道に水が流れていて、雨だったら道が滝のようになってしまうでしょう。
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たくさんの登りの人たちとすれ違いました。下がっていくので、夏山のような暑さになってきました。下のほうはお花が少し残っていました。トリカブト、シモツケソウなど。
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お日さまきらきら。
お昼に下山し、穂高温泉でのんびりしたあと、電車で帰りました。
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北アは南アとはちょっと雰囲気が違いますね。北アは、なんというか、遠くてやせている感じです。ふっくらしていない。

8月に中国の3,000m級の山岳地帯で、絶景をさんざん見ていたので、北アがどんな印象になるか不安?でしたが、それなりにやはりよい景色だと思いました。たぶんまた行くでしょう。
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お山の写真 その1

連休前半に北アルプス(といってもほんの入り口;蝶ヶ岳・常念岳)へ行ってきました。南ア方面はあちこち何度か登りましたが、中部で北のほうは白馬しか行ったことありません。
9月18日、深夜バスで上高地へ。沢渡に向かうバスや車がぎっしり列をなして上がって行くのがライトでわかりました。朝6時位にバスターミナルに到着。上高地も6,7年ぶり位です。あたりはお山に向かう人たちであふれていました。

河童橋から穂高方面
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梓川に沿って上がっていきます。
明神岳
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この赤い実は何だろう・・。
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ターミナルから徳沢園↓まで2時間くらい。徳沢園の右後方が蝶ヶ岳への登山口です。だんだん人も散れて(槍方向に行った人が多いのでしょう)長塀尾根を歩いている団体はほとんどいなかった。
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前穂高東壁。登っていくうち樹林帯となり展望がきかなくなりました。ひたすら登りです。
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一気に飛んで妖精の池。まあ水たまりが大きくなったような感じ・・
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蝶ヶ岳2,677mに15時着。この日の標高差1,180mくらい。寝不足のせいか息が上がってしまい、よれよれしているうちにガスが来てあたりは真っ白になってしまいました>< 
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夕方、ガスがきれ、展望が開けました。北穂から槍。
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常念岳(右)方面
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奥の真ん中が御嶽山、その右のぎざぎざが乗鞍岳。右手前、雲の下は上高地
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混雑が心配でしたが、19日の蝶ヶ岳ヒュッテは幸い余裕がありました。翌日3時半起きなので、早めに横になりましたけど、なかなか眠れるもんじゃないです。ずっと静寂ではないし(^^;
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帰ってきた。

お山から帰りました。お天気がよくて景色を楽しめました。
とりあえず1枚・・。

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ずっと寝不足だったので、今夜はゆっくり眠れます(^^)
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決行。

台風の動きが微妙なのですが、週末のお山は決行することに。
あわててパッキングのやり直しです。もう行かれないと思っていたしー。どうにも入らないので、2気室はやめました。まだ何だかザックがゆがんでいます。こういうの下手なんだよなぁ(--)

防寒具がねぇ。もう1枚もっていきたいけど、入らないので諦めた。薄くて軽くてばっちり防寒できるものって何がいいんだろう。ダウンかなぁ。フリース、かさばってねぇ。

日光・小田代原では草もみじが見ごろだそうです。去年より10日は早いって。
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音羽御殿

東京の護国寺といえば、私は、音羽御殿、講談社、豆大福(の有名な店がある)を思い浮かべます。

音羽御殿こと鳩山家の邸宅(今は「鳩山会館」となっていて一般公開されている)への訪問者がいま増えているそうです。私は、10数年前、仕事の関係で行ったことがあります。広大な敷地にある美しい洋館&庭です、こんなところで育つ人たちもいるんだなぁと思いましたねぇ。洋館の手前にこれまた素敵な和風のおうちがあって、当時はそちらにゴッドマザーの安子さんが住んでおられたようです。

瀟洒という言葉がぴったりなその洋館にはボールルームもありました。応接間の調度品も立派でしたね。鳩のモチーフがステンドガラスやレリーフに使われていました。

なんでも、総理は、株の配当だけでも年800万とか・・。まあ別世界の方です。
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しくしく。

どうやら台風がやってきそうな気配(つД`)
9月だから仕方ないけれど、人が出かけよ~って時にわざわざくる(つД`)
進路によってはお山、中止だなぁ(つД`)

立山・雄山で雪が降ったそうです。早い。今年の秋は駆け足できましたね。駅のポスターも紅葉紀行で埋まっています。家に来るツアー会社のパンフはみな紅葉の絶景が表紙。最近は、日帰り京都のプランがずいぶん多いです。貸切タクシーで、紅葉の名所(お寺)を巡るものです。
京都は、錦雲峡というところ歩いてみたい。お寺より、山でぼんやりしたいです。
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『熊』

W・フォークナー作。
フォークナー、別に読みたくなる作家ではありませんが、犬や熊の出てくるお話が好きなので、タイトルにひかれて読んでみた。

オールド・ベンと名づけられた森の帝王的存在の熊と人間との対峙がストーリーの軸なのではありますが、途中から何だか別の小説になった?と思うくらい内容が変わってしまって、何について書いてあるのか筋を追えなくなってしまうほどでした><。 たぶん、この本は、自然と文明の対決とか文明或いは南部の歴史の醜さとかがテーマっぽくて、すごく面白い題材なのかもしれないけれども、後半は、意味不明な文章がまとまりなく続く描写になっていて、かなりかなり戸惑いました。翻訳がひどすぎたのでしょうか。・・と、理解できないところは翻訳のせいにする私(--)。おそらく原文がわけわからないものなんだろうなぁと推測。フォークナーは本を売ろうという姿勢では書いていなかったんでしょうねぇ。
by itsumohappy  at 22:37 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

準備はいつもぎりぎり。

お出かけは好きだけれど、準備がきらい。前々からわかっているのに面倒くさくてのばしのばし。ぎりぎりになってからばたばたと始めます。「夏休みの宿題」的行動様式は一生直らないかも。

週末のお山グッズを詰めていたらどんどん膨らんでしまってもう入らない!これじゃお弁当の場所がない。どうしよう・・><。本当はフリースも入れたいのにあきらめざるをえません。シャツの類を少し減らさないとだめかぁ。やはり35リットルでは少し小さかったかな。今ぎっちり状態で何とか入っていても、出し入れしたり、濡れたりすると膨らむし・・。お菓子が多すぎるのかしら。

今時期、天候も心配です。台風の進行方向によってはキャンセルだなぁ。


彼岸花がいつのまにか伸びていました。毎年必ずお彼岸の頃に咲きます。不思議。
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『007 カジノ・ロワイヤル』

あー何か面白い映画ないかなぁ。

06年公開の007、借りてみたけどスリリングじゃなかった。アクションもそれなりに入っていますが、どうしてそそられなかったのだろう。のめりこんで観るのではなく、なぜわくわくしないのかその理由を考えながら観るのって何だかなあ。

ダニエル・クレイグの新ボンド自体はよかったですよ。がんばって演じていました。構成がゆるいんですね、きっと。大味といいますか。冷戦が終わってしまうとテロねたしかないんでしょうが、もう少し面白い展開にならないかしらん。
 
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最近の映画は2時間強だから、ひきつけてくれないと時間がもったいない。ストーリーが出尽くしている今日、ジャンルは何であれ、新作映画で心底楽しませてくれるものになかなか出会えない。
by itsumohappy  at 21:32 |  映画 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

鍛え方がわからない。

柄にもなくスポーツクラブ(ジム&プール)行き始まってひと月ほど経ちました。効果のほどは不明。全然やせていないことだけは確かです。はじめは毎日のように通っていましたが、何だか疲れるし、洗濯が面倒なので最近は週3、4日です。多少疲れていても、少しの時間でよいから毎日鍛えるのがいいのか、疲れたときは間おくのがよいのかよくわからない(^^; 運動って習慣としてしたことないので。苦しい位じゃないと体力づくりにならないかなぁという気はする・・。
ジムの指導員は、フットプレスなど器械トレーニングに関しては2日おきがいいて言っていましたけどね。

もともと運動が好きじゃないから動機がないと続きません。いちおう来週のお山イベントに向けたトレーニングのつもりです。自転車こぎも始めました。しかし部屋の中で、きこきここいでいても何だか面白くない。消費カロリーなどデータが画面に出るので効率的なトレーニングといえるかもしれないですが。

ランニングマシンでコンベアーの上を壁に向かってもくもくもくもく走るのはまだやっていない。やる気になれない。もともと好きなプールが一番リラックスできます。日によって泳いでいてやたら苦しいときと楽なときがあるけれど、体調は毎日そんなに違うものなのかなぁ。

体力のなさは、お道具と食べ物でごまかすしかない。というわけで、このたびサポートタイツなるものを買ってみた。15年以上山登りから遠ざかっていた私には、ここ1年余りのお山歩きの際に見た、周囲の人たちの持ちもの&ウエアがめずらしくてなりません。今風にこれにスカートはいて登るんだ~

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by itsumohappy  at 23:27 |  その他 |  comment (10)  |  trackback (0)  |  page top ↑

『レッドクリフ』

PartIとIIで5時間弱のアクション映画。去年から今年にかけて公開されました。監督はハリウッドでも撮っているジョン・ウー。「赤壁の戦い」前後にしぼったお話です。

三国志演義、ちゃんと読んだことないので、どこまで忠実に映画化しているかよくわかりませんが、一応それなりに見せる映画にはなっている。中国では大ヒットしたらしいです。戦闘シーンが長く、カンフー映画を思い出します。劇画調といいますか、わかりやすすぎるくらいCG使っているのでお金かけているだろうに薄っぺらに見えます。TV画面のせいもありますが。
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意外にもトニー・レオン演じる周瑜が主役でした。金城武の諸葛亮も活躍していた。成都で売っていた「孔明先生の羽」買ってくればよかったかな。あれでゆったりあおぐだけで、なんかひらめいてきそうではありませんか。

曹操、劉備をやった俳優は存在感あってよろし。関羽と張飛はベタすぎました。趙雲はかっこよいから許す。
細かいところは気にしないで観るタイプの映画でしょうけれど、ちょっと長いねぇ。
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『チャイルド44』

トム・ロブ・スミス著。イギリスの超大型新人(訳者によれば)のデビュー作です(08年)。

連続殺人事件の捜査ものです。推理小説なので、一気に読めます。面白いことは面白いけれども、少々雑かも・・。特定の描写・設定をしたあと、読み進めてもそれらの次の展開がなく、あれはどうなったのだ?何だったのだ?と感じたりして。

スターリン政権末期の話にしたところがポイントなんでしょうが、それであればこそやや主人公の「転向」が不自然。殺人の動機ももうひとつ。一種の冒険譚として読めばいいかな。
当時のソ連の指導者層の名前は、ベリアとか英語読みにするのではなくロシア式に訳してほしかったぞ。

映画化が予定されています。あまりリアルにしたらグロくなってしまいそうです。
by itsumohappy  at 23:05 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

旅行の写真 その4-熊猫基地ほか

最終日は、いよいよ成都のパンダセンターへ。飛行機の遅延を見込んでこの日の観光は同センターのみ。幸い飛行機は予定どおり飛びました。

広大な「大熊猫繁育研究基地」にパンダが約80頭育てられています。彼らは「国宝」です。この施設及び中の売店の収益は課税されず、全てパンダさまのためにつかわれています。

パンダは暑いところが苦手。この日は30度近かったので、あえいでいました。パンダを刺激しないよう、施設では静かに見学します。
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しぐさが面白くて、ずっと見ていても全然飽きません。
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1歳前後の子パンダたちは冷暖房完備の部屋でくつろいでいました。
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生後1週間のネズミみたいなパンダと生後1ヶ月の白黒模様が浮かんできたパンダも見ました。寝返りするのがやっとの状態の赤ちゃんパンダの可愛かったこと。
パンダと一緒に写真も撮れます。大人パンダ500元、子供パンダ1000元。1元≒15円なのでかなり高額。子パンダは抱っこして撮れる。ツアーでは1人だけ子パンダと撮っていました。カメラを係員に預けて撮ってもらう。連れの人は撮影部屋に入れず外で待たされるそうです。

滞在最後の夕食は、陳麻婆豆腐店↓でとりました。有名店らしい。麻婆豆腐って特別好きじゃないけど、ここのは山椒の風味がよくおいしかったです。
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店内には中国人のお客さんもたくさん。喧騒ともいうべき賑わいでした。「小皇帝」たちがわめき、走り回っていた。子供は甘やかされています。成都の親たちが一番心配しているのは子供の誘拐で、中学生になっても学校の送り迎えをしているそうです。南京あたりとか絶対男の子でなければならん!という地域があって、誘拐ビジネスもあるらしい。

旅行客が利用するレストランなど店の前には、しぇん円軍団が待ち構えています。5個で、10個で、はては24個でしぇん円!・・・ってパンダ24個も要らないし。。
中国での買い物はやっかいです。定価などない、値切って(だいたい個数が増えていく形)買うのが当たり前。ゼロひとつとった値から交渉スタートでしょうか。今回はさほどほしいものはなかったので、あまり買い物はしなかった。パシュミナ&シルクのストールくらいです。

にせブランドものも堂々と売られています。すぐ飽きてしまうのにどうして本物を買う必要があるか?というのが彼らの論理だそうです。 

最後の夜は「川劇」を観ました。つけている仮面が早変わりするのです。あまりに早くてどうなっているのか全然わからないです。
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31日、帰国日になってフライト運が尽きそうになりました。台風が関東を直撃し、飛行機は遅延。3時間待ちになりました。まあ上海泊にならなくてよかったです。
巨大な上海浦東空港の免税店などふらふら見て時間をつぶしました。空港のどこもかしこもぴっかぴか。トイレも驚異的にきれい。出入国審査のカウンター脇には、係員に対する印象度チェックのマシンが置いてあった。係員の態度に「大変満意」だったかそんな文句を最上に4段階。審査を通る際に旅客は該当ボタンをピッ!と押していくのです。旅券を確認してスタンプつくわずかな時間です、別に普通にやってくれればいいのに表情ひとつ?で評価される係員も何だか気の毒。万博を控え、対外的な目を意識しているのか、とても気を遣っているんです!って空気にあふれていました。

3時間弱で成田ですから飛行機飛んでしまえば早いもんです。
成田の入国審査カウンターで、おお、ここにも「満意」の機械がある!?と思ったらそれは両手指の指紋読み取りマシンでした(--)。来日した外国人にとっては「大変満意」な対応ではなさそう。テロ対策でしょうけれどなんかねぇ。

驚異と脅威。中国行く度感じます。次に行く機会があれば、現地ガイドおすすめの雲南を訪ねようと思います。その次にチベットかな。

(旅行記おわります)

by itsumohappy  at 22:57 |  旅行・山 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

旅行の写真 その3-九寨溝

九寨溝ではシェラトン↓に2泊しました。シェラトンなんて初めて泊まったよ。ここでだいたい標高2,000mです。
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29日はからっと晴れました。我々が黄龍にいた28日、九寨溝は大雨だったそうです。自然の景観を楽しむ旅行はお天気しだいで満足度がかなり違ってきます。

道路がそばにある九寨溝は、黄龍ほどいちどきに長時間歩かなくて済むので観光しやすいです。バスで3,100mまで上がり、バス&徒歩で点在する湖沼を見ながら下ります。

鏡のような表面の湖は光の加減で色が変化します。透明で中の倒木がくっきり見える。どこを撮っても絵になる風景の連続です。似たような写真ばかりですがどどーんといきます。
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水の色などちょっとカナディアンロッキーの雰囲気に似ている。しかし、緑の柔らかさといいますか情緒・湿度感のあるところがカナダと違います。ここは、中国国内でも人気の観光地で、紅葉時が一番こむそうです。1日かけて楽しみました。晴れで本当によかった。よかったのだけど、、、湖も川も滝も一生分とは言わないまでも、一度に満喫してしまって、今後、日本の山河の景色に感動できなくなりそうなのが気がかり・・。

チベットの家はこんな感じ。これはお土産やさんです。
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マニ車。くるくる回るとお経をあげたことになります。
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夜はシェラトンの劇場でチベット舞踊の鑑賞。観客は日本人宿泊客だけでしたね。派手派手の衣装でずいぶん楽しそうに踊っていました。漢人がチベット式の衣装を着てやっているような感じでした。
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(続く)
by itsumohappy  at 22:06 |  旅行・山 |  comment (4)  |  trackback (0)  |  page top ↑

旅行の写真 その2-黄龍

28日、4時起きで九寨溝へ移動。成都から空路で40分位です。バスだと12時間ほどですが、昨年の地震で道が完全復旧していないので、今は空路でしか行けません。国内線なのに九寨溝行きの搭乗チェックはかなり厳しかったです。靴を脱げとまでは言われなかったけど、私が過去経験した中で一番念入りに身体検査をしていました。おそらくチベット問題が影響している。ちなみに九寨溝とはチベットの村が9つ(現在は3つ)ある、という意味。

九寨溝空港は標高3,500mの地にあり、以前は、周辺で産出する砂金ほか鉱物を搬送するための軍専用の空港でした。観光客が増えたため拡張され民間機が入るようになりました。悪天候による遅延が多いそうですが、我々は幸い予定通り移動できました。空港付近にはチベット人の村落が点在しています。

バスでひと山越えて九寨溝の反対側にある黄龍という景勝地に向かいました。峠の最高地点は4,000m超えたようです。峠を下りているうちに曇ってきてうすら寒い。降車地からロープウェーで一気に約3,500m地点までまた上がりました。気温は10度弱。ゆっくり歩かないと頭がじんわりしてきます。頭抱えて座りこんでいる人があちこちにいました。観光客のほとんどは日本人か中国人。

幅広の木道があって歩きやすい。隙間など全然なくて、精緻です。
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この木道が延々と続きます。労力、費用を考えると日本では山奥にこんな立派な歩道をつくるのは難しいと思う。世界遺産にしてもこの力のいれように、一種おそろしさを感じるほどでした。木材は、ロープウェーでなく、人力で上げています。背丈の倍以上もある角材を3本ばかりしょって登っている労働者を見ました。ツアー仲間のおじさんたちに言わせればおそらく100キロ近いんじゃないかと。

名前わからないけど、この藻みたいのは寒冷地に行くと木にひっついている。これに取り付かれた木はやがて枯れると言われます。
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3,500m前後でも緑が深い。合間にこれから向かう石灰岩の棚田が見えました。
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一番奥にある見所、五彩池。標高3,560m位。ここからは下り一方です。
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石灰の作用がなせる造形。トルコのパムッカレに似たような景色がありますが、こちらのほうが広大で変化に富んでいます。季節によってはお皿の水が干上がってしまうそうです。
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黄龍中寺。チベット仏教のお寺。
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霧がどんどん上がってきたと思ったら雨が降り出しました><
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下るにつれ滝や川が現れてきます。
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4時間ほどのハイキングでした。何となく体が重かった。私は使いませんでしたが、苦しくなった人たちは酸素缶を開けてしゅーしゅーやっていました。最高齢とおぼしきツアー仲間のおじいさんは、酸素缶を2つ吸ったあげく真顔で死に損なったとつぶやいていました。実際、天候と体調次第では心不全で倒れる人がいてもおかしくないと思った。

雨で歩きにくくなってしまい、集合時間に遅れそうになって最後のほうで早足になったらばっちり頭が痛くなりました。

(続く)
by itsumohappy  at 12:49 |  旅行・山 |  comment (4)  |  trackback (0)  |  page top ↑

旅行の写真 その1-峨眉山・楽山・成都市内

8月25日から31日まで、といっても前後の移動時間を除くと実質5日間ですが中国・成都近辺を旅行してきました。5年程前に北京を訪れた際、現地ガイドからパンダが好きなら成都がいいよって言われたもので、前々から機会を伺っていました。

成都は四川の省都。三国時代は蜀の都でした。今、人口約1,100万人の大都市です。天府の国の別称もある温暖で農作物豊かなところ。物価も安く人々はのんびりとしており、住みやすいそうです。
成都へは上海経由で向かいました。地図見るまで気づかなかったけど、重慶よりも西です!成田から上海まで飛行機で2時間半、上海から成都まで3時間。成都から2時間でラサなので、成都はチベットへの入り口でもあります。昨年5月の四川地震(M7.8)の震源地は成都から150km位離れており、成都市内では大きな建物の倒壊はなかったらしい。それでも一部観光地への道路は完全復旧していません。

行きの飛行機から。富士山
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上海-成都便は本数が多いため、必ずといっていいほど遅れるそうです。22時成都空港着予定が0時に着きましたが我々のツアーはまだラッキーだった・・同便でも朝の5時とか最悪飛ばないとかフツーにあるって(--; ホテルに着いたのは2時近く。その晩はものすごい雷で、うつらうつらしか眠れませんでした。雷鳴なんてもんじゃない、爆撃(経験ないけど)音みたいな、聞いたことがないものだった。さすが中国、スケールが大きいです。

参加したツアーの団員はほとんど高年者。26日、観光初日にしてよれよれモードで眉山市峨眉山に向かいました。峨眉山月半輪秋の峨眉山です。眉山市は蘇東坡の故郷です。
峨眉山は中国の4大仏教聖地のひとつです。ちょっと郊外に走ればある山なのかと思いきや、成都市内からバスで2時間、さらにエコバスに乗り換えてロープウェー乗り場まで2時間かかった。道は、南アルプススーパー林道みたいな雰囲気でしたが、山が大きくてどこまでも深い。この辺の山は一年中緑だそうです。

普賢をまつっているので、象さんのモニュメントがあちこちに。
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前日の大雨のせいかあたりには霧がたちこめていました。
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3年前に完成した普賢菩薩が霧の合間に見え隠れ。
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最高峰よりやや低い位置にある金頂の標高は3,077メートルです。
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ここは眼下に広がる雲海とブロッケン現象で有名らしい。
でも真っ白な世界で下は何も見えず・・。(´Д⊂(´Д⊂(´Д⊂

峨眉山ふもとにある報国寺
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楽山に移動して1泊。天候が変わりやすく天気予報は全然当たらない。予報が雨なら晴れる、といったガイドの言葉通り、翌27日は晴れました。
楽山市内にある大仏見学へ。9世紀はじめにつくられた高さ70メートルほどの世界最大の大仏です。

まず船に乗って遠くから眺めるつもりが、これまた大雨の影響で船は欠航(´Д⊂
全体のお姿はよくわからず、横から眺めたのみです。
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崖を降りることもできたのですが、崩れて危ないので今は禁止。右下が手の部分です。
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大仏のある場所の地形が涅槃の形に似ているらしいですが・・ 
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排ガスのせいか湿度のせいかもやんとしています。榕樹、ブーゲンビリア、蘇鉄などが目に付きます。南国気分。
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成都に戻って市内見学。
武侯祠。劉備と諸葛亮の像がそれぞれのお堂にまつられています。大賑わい。
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恵陵。劉備の墓とされています。
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杜甫草堂。杜甫の住居があったところです。杜甫は安史の乱を避けて成都に一時滞在していました。
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杜甫は成都時代にたくさん詩を書いたそうです。長安に戻る途中、舟の中で世を憂えながら亡くなりました。だからこの像はしょんぼりしています。
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少陵は杜甫のことです。
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錦里。お店が並んでいます。なかなか雰囲気のよいところでした。
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成都は大都市。ホテルの窓からは建設中の超高層ビルが視界の果てまでいくつも見えました。でもかなり古い集合住宅も多い。
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ホテルの周りをちょっと歩いてみたら路地奥には、しこを踏んだら倒壊しそうな小屋が立ち並び、悪臭から逃れるためか人々が道路に出てぼーっと佇んでいました。貧富の差が激しい。
バスから街を眺めた限りでは、みなそこそこの暮らしをしているような感じですが・・。飼い犬を散歩させている人たちをはじめて中国で見ました。
(続く)

by itsumohappy  at 01:04 |  旅行・山 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

ニュースと無縁の1週間

・・でした。今日の新聞は見ましたが、ここ1週間ほど、何の報道にも触れませんでした。たまった新聞、まだ読んでいません(^^; 週末来の喧騒(おそらくは)を観られずちょっぴり残念。あ、ホテルにTVはありましたよ。旅行中はあまり観る気にならない(TVの音ってうるさい)のですが、さすがに日曜の夜は気になったので観ようと思ったらつかなかった(--)。中国では、同じホテルでもNHKが入る部屋と入らない部屋がある、同じチャンネルでも部屋によって映る局が違う、とかあるらしいけど、それ以前の問題でした。

エア・チャイナに乗ったので、機内の新聞も中国のだけ。
選挙のニュースで私が見たのは↓これのみです。
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共産党の機関紙「人民日報」が出している国際ニュース専門紙「環球時報」の1面です。
記事の最後のパラグラフをご紹介。なーんとなく意味が想像できますね~
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「変わらずに生き残るためには、自ら変わらなければならない」(ヴィスコンティ「山猫」にある台詞)とは小沢君が好んでよく使うらしいですね。

で、選挙ですが。
うちのほうでは3世君が落ちました。5回位当選しているけど、この人が地元で演説しているの見たことなかった。
今日石破大臣が言っていたように、民主が勝ったというより、自民が負けたんですねぇ。あまりに漢字が読めない総理にはもううんざりでした。次期総理には、少なくとも知性が感じられます。政権が変わったとて何かが急に良くなるとは思えませんが、それでも多少は期待するところです。
by itsumohappy  at 23:45 |  その他 |  comment (7)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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